【感想・ネタバレ】チャップリンが見たファシズム 喜劇王の世界旅行 1931-1932のレビュー

あらすじ

『街の灯』公開後、世界一周に出掛けたチャップリン。遭遇したファシズムの萌芽、来日と事件――。一次資料を元にその足跡を追う。

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Posted by ブクログ

新しい技術が人間を奴隷制から解放するのではなく、格差を引き起こす。その結果に対立、ポピュリズム、全体主義、ファシズムに繋がっていく。きがつかないうちに、いや気がついても止められない。歴史は繰り返す、いや歴史に学んで繰り返さないことはできないのかしら?今こそ西洋の価値観に魅せられるのではなく、東洋の価値観も、日本の価値観も役に立つのではないでしょうか。チャップリンを通して色々考えさせられる。

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2024年11月19日

Posted by ブクログ

映画「街の灯」の大ヒット。プレミアム上映会を兼ねたチャップリンの世界旅行。気まぐれな喜劇王と信頼される秘書高野虎市。
五一五事件でチャップリンもターゲットとなっていたことは有名であるが、その気まぐれがチャップリンの命を救うことに。暗殺される犬養毅と会談する予定まで組まれていた。
後の「モダンタイムス」「独裁者」の題材となる出来事も旅行中に見受けられる。
1年4か月の世界旅行を再現した、中央公論に連載された作品。

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2024年10月25日

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