あらすじ
「言っただろう? 寝かせてやれないって」
──没落貴族で良い縁談も望めないカリン。このまま仕事に生きると決めていたが、密かに慕っていた上司でもあり堅物な宰相としても有名な侯爵・エミールから思いがけず求婚される。驚きと喜びに包まれ、カリンは即答で嫁ぐことを決めたけれど……エミールの目的は子作りで!?
男児を授かるにはトロトロに蕩けるほどの快楽が必要──そんなことを言い、普段はクールなエミールが甘い愛撫に情欲を含んだ声で、熱く激しく求めてくる。
だけど、この結婚も、この行為も、すべて跡継ぎが目的の義務的なもの。わかっているのに、心は切なく締めつけられて……。
感情タグBEST3
匿名
笑える宰相様
まあ勘違いがいつどうなるのか、ふふふと思いながら読みました。それほど大事件やひねりはありませんが、堅物宰相好みの方にはぜひともオススメします!
宰相様ぁ!
タイトルからは想像つかなかったお話でした…。でも最終的にいい方向に転がったから良しとする…?堅物を直すためには強烈なスパイスが必要なんだなぁ、というお話でした。ヒロインがちょっと可哀想。
なんとなく
勘違いだなとは察してはいましたが最後どうやって気づくのかなと思い最後まですらすら読み進めることができました。あっさりな感じでしたが、この勘違いがきっかけなので良しとします。面白かったです。
匿名
おもしろい
勘違いからの結婚したけどお互い思い合ってハッピーエンドを迎えるから良いけど、余りにも言葉足らずでハラハラしました。
ちょっとした山は有ったけどハラハラまでは行かなかったけど面白かったです