【感想・ネタバレ】人生が一変する「遊ぶっきょう」の教えのレビュー

あらすじ

「遊び力」を身につけると
人生は一気に輝きはじめる!

「死ぬことさえも、遊びのうち」と言い放つ町田和尚の話は、いつも私たちに大きな気づきをもたらしてくれます。遊びというのも、けっして不真面目でもふざけているわけでもなく、「真剣」と紙一重のパワーをもった行為であり、“無邪気に勝るエネルギーはない”と言えるほど強大なものだったのです。遊ばない人、遊べない人は、人生という道のりを歩くうえで大きな損をしています。
本書では、日本の歴史上で遊びが果たした役割、文化・芸術方面で花開いた創造性などを検証しながら、あなたの「遊び力」を鍛え、人生に活かす方法を説きます。禅と密教を修めた唯一無二の僧侶がたどりついた究極の境地は、毎日の生活や仕事における迷いや悩みからあなたを解放してくれるでしょう。

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Posted by ブクログ

自分を紙ヒコーキとして、神様の作品である私たち(神ヒコーキ)は気楽に気持ちよく風に乗って宙を飛んでいればいいだけ。生きることそのものが遊びである。という考え方に心が軽くなった。

まずは「遊ぶっきょう」の修行だと思って、どこかの島に旅行に行きたいと思う。


[覚えておきたいこと]

☆ 禅のゴールは、坐禅を通じて順悩を捨て、無我の境地の中で仏と一体となること。密数のゴールは、さまざまな神秘的な方法を通じて、仏と一体となってから、現実を好転させていくこと。そこに大きな違いがある。

☆煩悩をなくすという無駄な抵抗はせず、自分の内にも外にも無限に存在する知恵と向き合うことのほうが、よほど大切で、それを「遊び力」を通じて実現しようというのが、「遊ぶっきょう」。

☆ 何事であっても、自分が今置かれている環境で楽しむことこそ、秀逸な「遊び力」。
いいことばかり、悪いことばかりが続かないのが、世の常。仕事や家事でも「やらなければ」と思ってやれば苦痛だが、「これも遊びのうち」と思ってやると、効率も上がってくる。

☆ 遊びと真剣は紙一重。何か一つのことに真剣に打ち込むことがなければ、遊びの喜びは得られない。

☆ 「嬉しい、楽しい、ありがとう」という気持ちで生き抜いていくことが人生を全うするということ。

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2025年06月08日

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