【感想・ネタバレ】仮面舞踏会の夜は悪魔が囁くのレビュー

あらすじ

侯爵家の娘マリアは、兄であるアルベルトと母の口論を耳にしたことで、自分が元孤児の養女で彼らとは本物の家族ではなかったことを知る。
見るたびにどこか違和感があった家族の肖像画、ぎこちない兄との関係。亡くなった娘の代わりとしてやってきた自分のせいで家族が険悪な仲になっていたのだと理解すると同時に、マリアは血の繋がらないアルベルトへの恋心に気づく。
口論をきっかけにアルベルトは家から離れ、軍に身を置いてからマリアや侯爵家の人間と顔を合わせないまま7年が経っていた。爵位を継いでからも家門を顧みずにいるアルベルトと、20歳を過ぎても社交界デビューをしていない妹のマリアを案じた王太子たちによって2人は仮面舞踏会で再会する。

しかし、7年ぶりとはいえマリアだと気づかずに優しく接するアルベルトを見て心の中の悪魔が囁き……


血の繋がらない兄妹たちがすれ違いながらも幸せを取り戻す物語。

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ネタバレ 購入済み

泣いた

作家さん買いです。

亡くした娘のかわりに引き取られた女の子と、その義兄の恋のお話。

なんとも切なくて優しくて時々ハラハラするお話でした。

いろんな人のいろんな思惑が瑞々しく描かれていて、結婚式でアルベルトが泣くシーンではこっちもうるっときました。

マリアはもう自分の名前で呼んでもらえて、偽らずに生きていけるのもよかったし、アルベルトの苦しみが報われて本当によかったです。

読み返したいお話でした。

#泣ける #切ない #感動する

0
2024年07月15日

匿名

ネタバレ 購入済み

失くしたこの代わりに引き取られた女の子。
実の子だと思い込む、少し病んだ義母の気持ちも仕方ないとは思うが、ヒロインが引き取られたときに既にある程度の年齢になっている義兄の気持ちも同じように仕方ない。
2人が一度だけの思い出ではない、継続する幸せを手に入れられてよかった。

#泣ける #切ない

0
2025年02月28日

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