【感想・ネタバレ】図解・ビジネスモデルで学ぶスタートアップのレビュー

あらすじ

【内容紹介】
2022年に岸田内閣は「スタートアップ創出元年」と位置づけ、その後もスタートアップ企業への注目は上昇しています。
銀行だけでなく、大手商社などの大企業はCVC(投資会社)を設立し投資を積極的に進め、21年には投資先は77社まで増加。調達資金額は増加し続けており、出資企業が期待する新たなビジネスモデルへの期待がうかがえる状況です。

本書は多様なビジネスモデル(分野:IT・エネルギー・教育・金融・観光など)をスタートアップに興味がある、あるいは自分自身がスタートアップを興そうと考える若い読者層向けに、図解や図版を多用に用いて、要点が簡潔にわかるように解説しています。

スタートアップに興味がある若年層がスタートアップのビジネスモデルを学び、スタートアップ企業が大きく成長していくために必要な要素やスタートアップ企業で活躍できるのはどのような人材なのかを理解できる1冊です。

【目次】
1章 スタートアップとは何か
2章 自分に適したスタートアップで働く
3章 スタートアップのビジネスモデルを評価する
4章 現在、参考にすべきスタートアップのビジネスモデル

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Posted by ブクログ

図解・ビジネスモデルで学ぶスタートアップ
監修:池森 裕毅

日本経済が復活を果たすにはスタートアップ企業の活躍が不可欠である。もし、日本にも世界的なスタートアップ企業が誕生していれば、国内経済は現在とまったく違う状況だった。日本が再びアメリカと肩を並べる経済大国になるためには、世界的なスタートアップ企業が必要である。

スタートアップは今までにない革新・最新性あるアイデアやビジネスモデルに挑戦していく。前例がなければ、その挑戦がすべてうまくいく、なんてことは全体にあり得ない。そこで大事なのは、失敗したとしてもそれで終わりにしないこと。その失敗は次の挑戦の糧になる。そういった失敗を数多く積み重ねてこそ、成功にたどり着ける。

本書の構成は以下の4章から成る。
①スタートアップとは何か
②自分に適したスタートアップで働く
③スタートアップのビジネスモデルを評価する
④現在、参考にすべきスタートアップのビジネスモデル

書内で紹介されている言葉に信用金庫の祖であり、商売の神様としても信仰されている二宮尊徳氏の言葉がある。「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」。何度も聞いて耳にしてきた言葉であったものの、今回違った観点からはっとさせられた。

スタートアップであろうが、ベンチャーであろうが、スモールビジネスであろうが、全て上記の言葉は商売をする誰しもが胸に刻みつけておかないといけない信念でもある。

そして、それは商売のみならず、人との関わり方にも置き換えることができ、人生そのものにも当てはまる。

本書は比較的初歩的なスタートアップ入門書の位置づけである。
しかし、内容的には本質がぶれておらず、しっかりと肝を学ぶことができる。後半の図解のスタートアップのビジネスモデル図による紹介も一度自身で図解し、答え合わせする等して概念化スキルを磨く等の方法にも使える。

難しいことをシンプルにが体現されている一冊。

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

著者の池森さんからいただいていた1冊、ようやく読みました。。注目のスタートアップの解説を通して、ビジネスモデルのここに目をつけたのがいいとか、仕組みの中にこういう質の向上が組み込まれているとか自社宣伝だと「そりゃそう言うよね」というところをいくつも見てきた池森さんが評価をしているので信頼度が上がるというか、差別化されて見えてくるのがとてもいいと思いました。タスカジとかアソビュー、これまで使ったことなかったけど使ってみようかな。
アイカサも、これ立川でもできないのかなとか思いました。

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本の昔のスタートアップ、ベンチャー=
トヨタ、ソニー、本田技研、
日本電産、キーエンス、ぴあ、コナミなどは1970年のベンチャーブームで生まれた。
ソフトバンク、CCC、ジャストシステム、HISなど、第二次ブーム。
楽天、DeNA、エムスリーなど、第三次。
日本のイグジットはIPO、アメリカはM&Aが主流。回収が素早いので何回もチャレンジできる。
VCだけでなくCVCが拡大。

勝者総取り方式か、競争市場モデルか。
後発企業でも成功できる。
先行者優位性と後発優位性。

マザーハウス、ヘラルボニー、アイカサ、タスカジ、アソビュー、akippa、FUNDINNO、SmartHR、INFORICH、ゲシピ、ユーグレナ

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2025年10月22日

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