【感想・ネタバレ】哲学史入門Ⅲ 現象学・分析哲学から現代思想までのレビュー

あらすじ

近代哲学を乗り越え、未来へと向かう哲学史の流れを一挙につかむ!

日本における哲学研究の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第3巻の舞台は、19、20世紀。果たして近代哲学はいかに乗り越えられ、新たな哲学を生み出すことになったのか。フッサール、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アドルノ&ホルクハイマー、フーコー、ドゥルーズ、デリダ……。代表的な哲学者、主要哲学ジャンルを網羅するとともに、より良い未来に向けて哲学史を活かしていくための特別章を収載。「聞き書き」によって哲学史の核心と面白さに迫る。ありそうでなかった決定版入門シリーズの完結編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ全3巻を読破。
最終巻である本書は分析哲学、社会哲学といった19-20世紀の思想となるので個人的に未着手な分野で新鮮な読書体験なりました。

國分功一郎氏のカントの『純粋理性批判』を引いた哲学史の学ぶ意義は、さすがの切り口と引き込まれる話の展開です。お勉強として知識を蓄えるのではなくて、自分の実情にその思想や哲学を落とし込んで実感することが求められますよね。なかなか基本的な理解も追いつかないけど、人生の歩み方の拠り所として常に携わっていきたいなーという思い。

0
2024年07月16日

Posted by ブクログ

近代哲学に疎かったので、ざっくり概要を知るにはよい一冊だった。書籍案内が充実していて次に読む一冊を迷ってしまう。

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

2025.03.29 現代のドイツ、フランスはやはり刺激的です。ナチスを背負ってしまったドイツの哲学は切迫感があってドキドキしました。

0
2025年03月29日

Posted by ブクログ

シリーズ最終巻。

全体的に難しいとこが多く、思想を知るというよりも歴史的な流れを追うので精一杯だった。
また、ざっくりとした歴史しか紹介されない分野もあった。
ただ、この形式上仕方ないとは思う。

0
2024年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ3巻を完走。
哲学初心者だが、3巻は、國分先生の本を読んだことがあるからか、千葉先生の現代思想入門を読んだことがあるからか、他の巻よりも楽しめた気がする。
シリーズを通して分からなかった所も多かったが、分からないまま読み進めた。もう少し学んだ後、この本を再読した時に、対談で言っていることがすんなり入ってきて楽しくなるんじゃないかと淡い期待をしている。

全3巻を読んだので、なんとなく興味を持ったプラトンを次に読んでみたいと思う。

0
2024年11月21日

「学術・語学」ランキング