【感想・ネタバレ】完璧令嬢クラリーシャの輝きは逆境なんかじゃ曇らない ～婚約破棄されても自力で幸せをつかめばよいのでは？～のレビュー

福山松江 / 満水

デキる女すぎて王子から婚約破棄されたあげく、戦争で武勲を立てた英雄への褒賞代わりに下級貴族へと下げ渡されてしまったクラリーシャ。

しかし、彼女は社交界の羨望を一身に集めた《完璧令嬢＝フローレスレディ》の異名をもつ本物の淑女だった。

新しい婚約者がダサ男？ 「でも素地の良さを見逃しませんわ！」
貧乏令嬢に落ちぶれた？ 「なら桑の木で大儲けですわ！」

明るい人柄と真の教養、何より鋼のメンタルをもつ彼女にとって、あらゆる逆境は障害にもならなかったのである。

本物だから色褪せない最上級の輝き――自分の実力で次々に幸せをつかんでいく、絶対にめげない令嬢の快進撃、美しく開幕！！

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

[nyauko · ★★★☆☆]

メイドの言葉使いが現代風で馴染めなかったです。ここ！と言う見せ場も無かったです。
ですが、ヒロイン・クラリーチェの幸せは自らの手で掴む(かなりの力技ですが)好感もてました。ですが、本人の努力もあるとはいえ、あまりにも完璧令嬢なのは感情移入できなかった。応援したくならなかった。ヒーロー・ジャンとの恋愛はまだまだこれからで恋愛物語の要素は感じらません。その辺は物足りなかった。でも、後書きを読むとどうやら2巻があるみたいで、恋愛要素はそちらへ期待したいです。

＃笑える ＃じれったい