あらすじ
――私が愛しているのはアルだけです
侯爵アルの元に、息子ルイスの親友ロニーと娘のリリー、さらに最愛の妻フィンが自宅から姿を消したと知らせが入る。
多発している誘拐事件との関連と考え、すぐに調査に入ったアルと騎士団長のレオ。
不安が募る中、ルイスがロニーからの暗号を見つけて――?
一方、連れ去られた三人は、アルたちが見つけてくれることを信じ、犯人の要望に応えていた。
そんな中、フィンが決行したのは、まさかの色仕掛け……?
とうとう巻き込まれてしまった誘拐事件。
一世一代の大ピンチ、家族の運命は――?