あらすじ
マンガ家から国会議員に転身して2年。議員の働き方や、法律ができるまでの過程など、政治の世界に飛び込んではじめてわかったことをマンガ「国会にっき」とともに解説します! ・委員会や党内審議って何? ・国会がないときはお休み? ・秘書や官僚はどんな存在? \「国会」を内側から解説/
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
社会科などで国会のことは学んだけれども、実際の政策づくりなどは知らないと思い読んでみた。
著者の漫画は知っているものの読んだことはなかったが、それでも十分読み応えがあった。
コンテンツなどの著作権についても触れており、その点も参考になった。政治がテーマだが、視点もフラットだと思う。
ちくまプリマー新書だが、学生だけでなく大人も読めて、参考になる一冊だと思う。
Posted by ブクログ
赤松健氏から国会議員のことを教えてもらい、マスコミに流されまくってるなぁと自省。
それにしても、若い官僚はラブひなを見てたって描写があったけど、自分が東大生と連んで遊んでた十数年前は確かに東大受験生は参考書よりもラブひなを見てたって自慢してた。
Posted by ブクログ
中高生が、国会議員がどんなものかを知るのに適した本。教科書的な説明も少なくないが、それも読者を飽きさせない程度で、著者のプレゼン能力の高さを伺わせる。もともと漫画家として著名であり、比例区で当選と言うこともあり、自民党の議員としては異色の存在。ただそれだけに政治資金に関するあれこれについては、ほとんど触れられていない。著者はそうしたことには無縁なのだろうが、それについてどう思っているかは知りたいところだった。
Posted by ブクログ
前半の、国会議員の仕事内容とか生活環とか、漫画も交えながら紹介されていていと分かり易き。後半の具体例紹介の部分になると、一気に話が細かくなってギャップに戸惑うけど、まあそんなものかってザっと読み通し。
Posted by ブクログ
マスメディアしか見てないと、イメージが違う議員の仕事の説明。日本を良くするために。なんか個人の経済環境が良くなることと、日本を良くすることはあんまり関係ないのかも。それはそれ、これはこれみたいな。
Posted by ブクログ
世の中を変えたいと思ったらいろんな方法があると思うけど、国会議員になるというのもそのひとつで、みんなが自分に合った方法で取り組めばいいのだと思った。
自分の主張を通すために、あえて与党(自民党)に所属するという考え方が興味深かった。当たり前だけど同じ党に属していても、いろんな考え方の人がいる。
Posted by ブクログ
中高生向け新書だけあって、とても読みやすかった。少年漫画を読んでいなかったので、赤松健は知らなかったのだけど、「ラブひな」の作者。その漫画家が著作権問題などからロビー活動を行ううちに勧められて参議院議員になり、国会議員とはこんな仕事をしているんですよ、と若者向けに紹介している。
30年近く漫画家として活動し、何本もヒット作があるだけに、議員になった時(2022年7月)は、珍しさから注目されていたよう。でも、すごい前向きで色々なことに挑戦し、そのための勉強は厭わない、漫画家としてのキャリアを活かして海外でマンガ外交とか、議員になって良かったね、という感じ。本人のXの「国会にっき」に掲載されていたマンガがちょいちょい挟み込まれているのだが、これがまた、絵が可愛くて面白かった。褒めすぎか?まあ、やることはやっているだけに党内でも認められているという事が更に自信に繋がっていく、「立場が人を作る」を地でいってるように感じた。
議員って何やっているのかな、と疑問に思う人は多いと思うので、議員も頑張る人は頑張っているのだな、とわかる。中高生に限らずおすすめです。
赤松さんがこのまま、変な自民党色に染まらず、日本の文化のためにポジティブシンキングで頑張ってくれる事を祈ります。
Posted by ブクログ
現役国会議員による「国会議員活動解説本」。著者が漫画家だけあって非常に読みやすい内容になっている。(1時間もあれば読み終えられる)
個人的には学校の副読本にしても良い気がする。
内容は
・国会運営や議案の作り方は?
・国会議員って具体的には何してるの?
・どうやって議案を検討してるの?
など、国会議員とその活動について教科書にない事もわかりやすくまとめた一冊。
「国会議員は色々叩かれてるけど、具体的にはよく知らない」「国会議員に興味がある」「政策ってどうやって決めるの?」などがあれば、最初に手に取る本として最適。
もちろん作者の本なので、ご自身の目指したいことや活動目的に沿った内容も多々あるが、それも客観的に見れば「なら自分ならば…」と容易に想像できるような作りになっている。