あらすじ
首都圏では5人に1人が中学受験を選択する現代。子どもに合っているのか、失敗したらどうするのか、伴走する親の悩みも深いもの。SNSで人気の現役塾講師が中学受験のお悩みにすべて答えます。子どもの中学受験で悩んだら、最初に読んでほしい1冊!!
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疑問が全て解決しました!
本でも触れられていましたが、ご近所界隈で流れる内申点の噂に翻弄されていたことがお恥ずかしいです。都立高校の未来は明るいですね。子どもが15歳になって興味のある進学先を選んでもらえたらいいなぁと、親の自分もワクワクしました。
Posted by ブクログ
★経済力
経済力が無いと難しそう。中学受験後も塾に通う子も多い。
世帯年収1500-2000万円に、海外研修費が必要ときた。
都立高校であれば、税金が投入されて破格の値段で海外研修にも行けるらしい。
★共働き
伴奏が困難であれば、高校受験。
たしかに、中学受験は親の負担が多そう。一方で、高校受験は、自力で頑張れるし、塾費用くらいだ。
★習い事
9-12はゴールデンエイジ
受験で潰れるのはもったいない気がした。
★英語
中学受験は英語はいかされない。高校受験で生かされる。小学生で英語に力を入れてる家庭は、高校受験がいい
★数学
中学受験の算数より、中学数学を小学生のうち終わらせるといい!個別指導塾がいいのか?
★体験活動
12歳頃に積極参加!机上の
★都立高校でも留学できる
国際
小平
西
井草
三田
戸山
新宿
日比谷
Posted by ブクログ
中受に立ち向かっている小6長女と、これからどうするか岐路に立っている小4長男。まだまだ心が幼い彼を中受の道に進ませる覚悟ができず悩んでいた私の背中を押してくれ、欲しかった高校受験に関する知識を教えてくれました!高学年の間は今頑張っている習い事や英語、家族で旅行なども楽しんで中受とは違う実りある日々を過ごせたらと前向きに考えられるようになりました。私立中を目指して大手中学受験塾で絵に描いたように頑張っている娘がいる家庭の立場でも嫌な気持ちになったりはしなくて、あくまでも高校受験という選択肢をポジティブに提示してくれてとても良かったです。
Posted by ブクログ
高校受験の塾講師から見た、過熱化する中学受験への客観的な視点と、著者の提唱する"戦略的高校受験"の紹介を軸とした一冊。
先行き不安感が募る日本において、子どもに少しでもいい教育を受けさせようと、首都圏を中心に中学受験が過熱化している昨今。ただ、魅力的で多様な私立中高が多数存在するのは確かながら、そこに至るにはあまりに過酷な勉強量を小学生に課すことになる。
であるならば、一度立ち止まって、高校受験という選択肢を改めてよく考えてほしい。というのが著者の思い。
本書は中学受験に潜む落とし穴を列記しつつ、趣味や習い事と並行しながら高校受験を勝ち切る「戦略的高校受験」を推奨する。
それにしても、小学生時代から中学内容の先取りを行いましょう、という内容なので、やや特殊かつストイックな手法なのだが、まだレッドオーシャンではないと言えそうな方法論である。
それ以上に、もしかしたら今の親世代にとって参考になるのは、公立中の内申点に関する現状や、個性豊かな都立高校を紹介した後半部分かもしれない。
特に、内申点とは不透明極まりない評価方法であるという思いが強い人は一読の価値があるかもしれない。現在の手法で公平客観な評価が完全に保証されているとは思わないが、昔よりだいぶマシになっていそうな印象は受ける制度になっている。
どうしても東京都を中心とした話が多く、非都民としては参考にしづらい箇所もあるが(というか、ただ東京が教育に力入れていて羨ましくなるだけ。笑)、中学受験を選択するかどうかという問題は、すなわち高校受験という選択肢との比較で判断することなので、中学受験をまずは志しているという人も一読の価値はあると思う。特に都民は。
Posted by ブクログ
考え方はわりと共感するところが多いし、情報アップデートも兼ねて読んでみた。わかりやすいし、あえての高校受験の人が目指すところ、こなすことが書かれていて参考になる。(東京都の内申の実技2倍とかは書いといた方がいいと思うけど)
ただ、タイトルで「中学受験」が立ちすぎなので、すでに高校受験でいこうと決めている人の手に届きにくいのでは、と少々気になった。内容的には「戦略的高校受験のすすめ」の方がメインだし。
Posted by ブクログ
「戦略的高校受験」を勧める高校受験の塾講師による一冊。都内在住者をメインターゲットとして書かれている。都内に蔓延る安易な中学受験に警鐘を鳴らし、高校受験のメリットを冷静に解説している。
都内の中学受験の過熱は、公立中学に対する不安と表裏一体な所があるが、かつての「荒れる中学」の姿は既に今はなく(この話は都内をメインに書かれている点は留意)、内申点も(基準がかなり厳格化され、さらに9教科の先生が関わるので平準化される)過度に不信感を持つ必要がないことが語られる。
筆者はベースとしてアンチ中学受験ではあり、そのフレーバーは随所に見られるが、基本的にはフラットな姿勢で書かれていると感じた。