あらすじ
「私、もしかして転生してる!?」
ある日、この世界が前世で読んだ小説の世界だと思い出した悪役令嬢のマリアンナ。
マリアンナが断罪される未来は確定的、そして物語はすでに終盤に差し掛かっていた!
後がないマリアンナは、断罪の原因である「アレクシス殿下の王太子妃になれ」と洗脳してくる父から離れるべく家を出ることに――。しかし…
「マリアンナ、君は僕の婚約者なんだから」
なんとか断罪を回避できると思っていた矢先、なぜかアレクシス王太子が執拗に迫ってきてーー??
【※この作品は話売り「洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。」の電子単行本版です】
■【収録内容】
「洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。」1話~5話
電子単行本版限定描き下ろしおまけ漫画
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ヒドイン罠女ムーブの男爵令嬢エレナに対抗しようと足掻く王子の婚約者マリアンナが、たびたび人間不信や自信喪失鬱ぅモードになるので、読んでるとつらたんなんだけど。
割と確信犯に仔犬モードできゅるるん泣き落としして手回ししてくるアレクシスが何とか繋ぎ止めてくれる感じは安心感あるわー。
なるほどコミック版単行本3巻目のだいたいの結末から戻ってきて見ると、死に戻りand小説の世界に転生合わせ技のほかにも、アレクシスやおとんの動きがそれぞれ絡み合ってるのちゃんと描かれてるんやなぁ。
転生モノ
転生モノで断罪を回避するために策を練る主人公ですが、物語の強制力が…と思いきや。わりと伏線で予想可能でしたが、まさかの当て馬令嬢が…までは見落としてた!