【感想・ネタバレ】Can-doで教える 課題遂行型の日本語教育のレビュー

あらすじ

Can-doを学習目標にした授業や評価のあり方がわかる!
近年、日本語教育の参照枠やJF日本語教育スタンダードなど、日本語教育の新しい枠組みができ、「日本語で何ができるようになるのか=Can-do」を学習目標に据えた課題遂行型の日本語教育の実践が求められています。

日本語教育が行動中心のアプローチへと大きく変化する中で、教育現場を預かる教師は、授業をどのように見直し、変えるのか。
課題遂行型の日本語教育を実践する上で基盤となる考え方と、授業の進め方、評価のしかた、異文化理解の扱いまで、初級授業の事例を挙げながら詳しく解説します。
これからの時代に向け、マインドセットを一変させたい方へ。

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Posted by ブクログ

日本語教育業界が政府の方針で大きく変わる中、学校での教え方も変更を余儀なくされている。
しかし、それは決して嘆くべきことではなく、むしろ学習者の視点に立てば、「使うことができる日本語」を習得するのに最適なアプローチである。
従来の教授法とはまったく異なるアプローチであるため、教師側の心理的負担は大きいが、この本を読むことでその不安は大きく軽減された。極めて具体的に教授法および評価法の一例を与えてくれる一冊。

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2025年01月07日

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