あらすじ
80代から90代の大台へと足を踏み入れた作家がつづる日常。少しずつ縮む散歩の距離、少量の水にむせる苦しさ、朝ぼんやりと過ごす時間の感覚など、自身に起きる変化を見つめる。移りゆく社会を横目に「ファックス止り」の自分をなぐさめ、暗証番号を忘れて途方に暮れ……。一方、年長者が背筋を伸ばしてスピーチを聞く姿に爽快感を覚え、電車の乗客の「スマホ率」など新発見も。老いと向き合い見えたこと、考えたこと。
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Posted by ブクログ
著者の「老い」のシリーズがあるのを新聞の書評欄で知った。とりあえず最新のものから読んでみることにしたのは90台の親と暮らしているので少しでも理解の助けになればと思ったからだ。さながら老いの実況中継のような筆致で描かれていて面白かった。夕刊紙に月一回の掲載という形式なので同じエピソードがたびたび繰り返されるのは仕方ないのだろう。それも含めての老いの姿ということなのか。更に前の年代のものも読んでみようと思う。