あらすじ
「裁判官は良い職業で,三日やったらやめられません.でも四日目には辞めたくなります」それはなぜなのか?裁判官は日々何を考え,何に迷い,何を楽しみ,何を悲しむのか?刺激的な法律論と,ゆる~い日常ドタバタ劇の融合!日本を代表するマルチ裁判官OB・加藤新太郎が送る,これまでにない,大満足の裁判官エッセイ集!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元裁判官の著者が土地問題、事故の補償、会社同士の争い、家族問題と多岐にわたる複雑怪奇な紛争から印象に残るエピソードをエッセイで綴る。3日やったらやめられないという裁判官という職業に就いた人が、どのように毎日を過ごし、どのようなことを考えているのかの一端を垣間見ることができます。裁判を通じて見られた人間模様を描く珠玉のエッセイが目白押しです。
Posted by ブクログ
妙に可愛い表紙だけど、加藤さんもなかなかお茶目な方なんだろうなぁというお人柄が滲み出るエッセイ集。判決の付言とか和解の勧め方とか、紛争解決に向けた想いを、内に秘めるのではなく、きちんと当事者らに伝えているのが良かった。
もともと裁判官が何を考えているのかを一般向けに広報するために書いていた連載とのこと。法や裁判の面白みが伝わってくる。
高裁裁判長の1日の紹介とか、ニッチで、書くと全然面白みもない1日なのだけど、リアル過ぎて、逆にサービス精神旺盛だなと笑った。淡々とした1日でも、実際には人間ドラマが濃縮されていて、そのあたりの出し汁は思う存分、ほかの部分のエッセイで楽しめる。