【感想・ネタバレ】四日目の裁判官 司法の小窓から見た事件と世間のレビュー

あらすじ

「裁判官は良い職業で,三日やったらやめられません.でも四日目には辞めたくなります」それはなぜなのか?裁判官は日々何を考え,何に迷い,何を楽しみ,何を悲しむのか?刺激的な法律論と,ゆる~い日常ドタバタ劇の融合!日本を代表するマルチ裁判官OB・加藤新太郎が送る,これまでにない,大満足の裁判官エッセイ集!

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Posted by ブクログ

妙に可愛い表紙だけど、加藤さんもなかなかお茶目な方なんだろうなぁというお人柄が滲み出るエッセイ集。判決の付言とか和解の勧め方とか、紛争解決に向けた想いを、内に秘めるのではなく、きちんと当事者らに伝えているのが良かった。
もともと裁判官が何を考えているのかを一般向けに広報するために書いていた連載とのこと。法や裁判の面白みが伝わってくる。
高裁裁判長の1日の紹介とか、ニッチで、書くと全然面白みもない1日なのだけど、リアル過ぎて、逆にサービス精神旺盛だなと笑った。淡々とした1日でも、実際には人間ドラマが濃縮されていて、そのあたりの出し汁は思う存分、ほかの部分のエッセイで楽しめる。

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2024年07月07日

Posted by ブクログ

裁判官の書いた話しは専門用語もたくさんあってやたらと難しいけど、世の中には揉め事が山のようにあって、法律はその解決のために整備されていると言うことがわかった。
ただ人間の感情は法律の裁きではおさまらない。

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2024年10月20日

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