【感想・ネタバレ】宇宙の地政学のレビュー

あらすじ

21世紀に入って中国が独力で有人宇宙飛行に成功、著しい躍進を遂げ、米国の宇宙覇権を脅かすほどとなった。同時に米国ではニュースペースと呼ばれる民間宇宙ベンチャー企業等の開発が本格化し、宇宙の地政学は米ソから米中へ、国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、そして平和利用から軍民一体へと大きくシフトした。月探査から月基地建設、さらに将来的には、火星移住も計画されている。世界中で活気づく宇宙開発の最前線をぜんぶレポートする。

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Posted by ブクログ

月の水と 土壌(レゴリス) ヘリウム3→核融合材料 
アメリカ アルテミス計画 月から火星へ友人探査
 アポロ計画のコンピューター演算処理能力は現在のスマホの10万分の一
 スペースX スターシップ、スーパーヘビー 
中国 嫦娥計画
 有人宇宙船と月着陸船を2つの大型ロケットで送り込み4ドッキングで乗換え
 ラグランジュ点に中継衛星 鵲橋 月の裏側と通信
 2028年 国際月科学研究ステーション基本形を構築 レゴリス焼結レンガ
 長征9,10開発遅れ 
インド チャンドラヤーン 独自に月へ有人着陸へ 米ソ中に次ぐ4番目
日本 SLIM ピンポイント着陸 5番目  かぐや 月全体の地形図作成

火星探査 成功率40% 地球に近づくのは2年に一回 サンプルリターン未
中国 一発勝負で2021年 天問1号 着陸、ローバー放出成功
アメリカ マーズ2020 ヘリコプター飛行

宇宙ステーション
ISS 2030年までで終了 ステーションが中国 天宮 のみになることを防ぐ
 NASA 民間支援でモジュール追加CDISS と新ステーション建設CDFF
 ブルーオリジン「オービタル リーフ」 ナノラックス「スターラボ」

GPS
 中国 北斗 56基 メッセージ送信可能 スマホ98.5%が対応
 日本 みちびき 7基でGPSを補完
 量子衛星通信 中国独壇場 盗聴されない

中国航天科技有限公司 CASC
 ロケット、衛星、宇宙探査機、ステーション、ICBM 20万人 
中国航天科工有限公司 CASIC
 ミサイル、レーザー兵器 15万人 (NASA1.8万人、JAXA1600人)
北京航天飛行管制センター 人民解放軍傘下 
中国科学院 100以上の研究所 7万人  国防七大学 400以上のベンチャー

地上80Km以上が宇宙
静止軌道 35786km 2度間隔→180基→周波数やサービスエリアを変え500基
低軌道  2000km以下 投入できる衛星は5万~10万基
 現在稼働2000、寿命3000個の衛星が周回  デブリ 1㎝以上20万個

小惑星 300万個 金、プラチナ、ニッケル、レアメタル

日本の宇宙ベンチャー 大学発の増加
 宇宙労働 1時間あたり500万円 →GITAI ロボットで100分の一へ
 キューブサット □10㎝ 1㎏ 
 JAXA予算 1500億円 NASA 3.8兆円 ESA 7800億円 
 アメリカでの博士号 55000人のうち 中国6000人 韓国1000人 日本100人  

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

宇宙開発の現状がコンパクトに知れて良かった。ニュースペースや日本の動向も最後の方にまとまっていて良かった

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2024年06月29日

Posted by ブクログ

宇宙において、米国はかつての力を失い、Chinaがガツガツと力を伸ばしている。
ただし米国においては民間ベンチャーが次々と立ち上がり、さまざまなチャレンジを続けていて、これが米国のいいところなんすよと。
一方、Chinaは強権集中で予算と力を注ぎ込み、一歩も二歩も先を行こうとする。やばいっすよ。

こんな感じかな。
確かにやばいと思ってる。あそこですから、制宙権をとったら何を言いだすか、何をやりだすか分かったもんやない。それは許したらあかんと思う。

日本も、特に観測機器ではトップを走る。
安全保障とか、「人類」の未来の為に、頑張って欲しいんだ。
変な共同参画とか、ウポポイとか、活動家とか、敵国に予算回してる場合じゃないでしょうに。

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2025年01月25日

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