あらすじ
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テーマは手仕事。
期間は3週間。
好きなものを集める旅に出発します!
手仕事大好きなイラストレーター・堀川波さんが、12年ぶりの海外旅に行きました。
久しぶりの旅は、なんとパスポートの再発行からスタート。
エコノミークラスの飛行機を快適に過ごすグッズをそろえ、持って行く服を吟味し、スマホアプリをととのえて、いざ出発!
ロンドン→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランドをめぐる3週間の旅は、驚きと発見に満ちていました。
英語は苦手で体力にも自身はないけれど、「好きなもの」を追求する情熱だけは誰にも負けません。
白樺細工の手作り体験に参加したり、森の民芸市をめぐったり、街の古本屋さんで昔の手芸本を探したり、素敵な人や風景をスケッチしながらひとりで街を歩きまわったり。
旅の準備から現地での楽しみ方、思い出の残し方まで、自分流で旅を味わい尽くすヒントがたくさん詰まった一冊です。
【目次】
はじめに
今回の旅について
◆旅の準備のこと
パスポートの再発行からスタート/旅に持って行って便利だったもの/洋服はホワイトとブラック縛りで/1万歩でも歩けるヒール靴/旅先で白髪染めはどうする?/スマホに入れておくと便利なアプリ ほか
◆ロンドン
初の海外ワークショップ体験/知らなかったロンドンの紅茶の話/グリーンパークでビールを/レベッカさんのヴィンテージファブリック/スケッチブックとミニ絵の具セットを持ち歩く ほか
◆リトアニア
はじめてのエアビー体験/8人の共同生活/リトアニアリネンを探しに ほか
◆ラトビア
ラトビア森の民芸市/ピーターさんのかご工房へ/皮をはがして作る白樺細工のワークショップ/幾何学模様を集めて歩く/ラトビアのミトン/古本屋で昔の手芸本と出会う ほか
◆エストニア
長距離バスでエストニアへ/「かわいい」と「好き」で満たされるヘイムタリ美術館/アヌ・ラウドさんのおうち訪問 ほか
◆フィンランド
ヘルシンキのデザインは気持ちを明るくしてくれる/スーパーマーケットにも毛糸が!/SEXYロンドンとKAWAIIフィンランド/海へ飛び込むサウナ、ロウリュ/マリメッコ本社の社員食堂 ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
手仕事がテーマの旅の本。ロンドン、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランド。それぞれの場所の魅力が手仕事の観点から綴られています。
サラッと読んでしまいそうなイメージでしたが、本を開いてみたらじっくり隅々まで読み込んでしまう楽しさがありました。
手仕事・雑貨・可愛いモノが好きな人にとっては、とても興味深く「可愛い」「行ってみたい!」があふれています。
125ページと薄いのですが、私の“好き”がいっぱい詰まってました。ときめきとワクワクが止まらない!
まるで童話の世界に入り込んだようで、楽しい想像がふくらむ。
ラトビアの森の民芸市、いいなぁ。エストニアの森の中の「ヘイムタリ美術館」は想像するだけでも楽しい。フィンランドのサウナはスケールが大きい!
全部体験してみたいし、記憶にとどめたい。
思い出を素敵なイラストにして記録している著者がうらやましい。この本の表紙も眺めるだけで楽しい気分になります。
特に思い入れのあったのはラトビア。小川糸さんの「ミトン」を読んで憧れていたので、その思いがより強くなりました。
ひとつの国をじっくり味わうのも良いけど、「食」「本屋」「建築」「美術館」などテーマを決めて数カ国をめぐる旅も楽しそうだなと思いました。
『古いものだからこそ伝わってくるモノの背景にあるストーリー、にじみ出る愛しさ、懐かしさ、あたたかさがたまらなく好きなのです。人の手によって作られ、長い時間をかけて巡り巡ってたまたま今私の目の前にあるものたち。世界にたったひとつしかないもの。偶然ではあるけれど奇跡の出会いを感じずにはいられません。』
『ふだんの毎日では、ここまで貪欲に自分の「好き」と向き合うことは難しいけれど、旅の間は思う存分、好きなもの探しに集中できます。』
Posted by ブクログ
可愛いイラストと、手仕事というテーマのある、ちょっとマニアックな旅先にワクワク。編み手袋、私も作ってみたい!旅行の洋服や持っていくものリストなど参考になるし、自分もこんな旅に行ってみたいと思わせてくれて、とても素敵な本でした。
Posted by ブクログ
ロンドン→リトアニア→ラトビア→エストニア→フィンランドを手仕事の作品を見たり、実際に作ったりしながらの3週間の旅絵日記。
こうやって手仕事とかの目的を持って何ヶ国かめぐるのっていいな。
絵の色合いがきれいで見ているだけで素敵な気持ちになれる。
寝る前に少しずつ読むというかながめるのが至福の時間になった。
Posted by ブクログ
楽しかった!
ヨーロッパには行ったことがなく、遠い国のイメージ旅なので、楽しく読めるかしら?と思ったけど、ここ行ってみたい!あらここも行ってみたい!これも経験してみたい!とメモが増えました。
リトアニア 森の民芸市
ラトビア 民芸市
エストニア ヘイムタリ美術館、アヌラウドさんのおうち❤︎
フィンランド スーパーマーケット、アアルト邸
ラトビアのミトンに悪いことから身を守るおまじないのような意味があったとは知らなかった。可愛いだけじゃないんだ!とコーフン。ミトンを見る目が変わりそうです。
堀川波さんの審美眼をとおしていろいろなカワイイやステキを知ることができ楽しく読んだ。
また、旅の持ち物やお洋服もぜひ参考にしたい!
旅に出たいなぁとワクワクできた本でした。
ありがとうございました!
20241001