あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいた八歳のペトラ・ハクスリー公爵令嬢は、ヒロインである異母妹をいじめてしまう前に、公爵家から逃げ出すことにした。
ペトラは持ち前の治癒能力を鍛えるべく、貧民街でたくさんの人々を助けた結果、九歳にして見習い聖女となり、大神殿で暮らすことになる。
新たな環境での生活を始めた矢先、ペトラは大神殿の庭園で同い年の美少女ベリーと出会う。ベリーは無気力無感動、ちっともしゃべらない、人形のような子で――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悪役令嬢に転生したペトラはヒロイン虐め回避の為、見習い聖女として大神殿入り。そこで出会う”美少女”ベリーとの戯れが百合感あり最高❤︎男と判明するはずの2巻以降も期待大!
主人公も、大神殿で出会う人達の何人かもそれなりの過去を背負っているけど、終始前向きで穏やかムードなので読みやすい!全キャラ魅力あって推せるから、各キャラ視点のSSいっぱい読みたいなぁ。
何より幼きベリーのペトラに対する執着感情が、成長した先でどう花開いていくのかドキドキ楽しみです
色々わからない
サブタイトルのところまではまだ到達してません。
今のところ、ペトラはベリーを同性の親友だと思ってる。
大神殿に行くきっかけは、乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気付いたペトラが、断罪回避のために実家から離れたかったからなんだけど、ゲーム上ヒロインの妹ちゃんめっちゃいい子で。ゲームの影響はこれから出てくるのか、それともきっかけだけなのか。
ベリーにまつわるフラグがちりばめられてるけど、先を読まないとわからないですね。何故女の子のフリをさせているのかも。
国のために大切にされすぎて、かえって育たなかったベリーのアイデンティティが、ペトラと出会って芽生えていくんだけど、歪な感じが何とも痛々しい。
ペトラが治癒能力を研いていく過程や、災害時に力を振り絞って治療する姿はとても素敵でした。