あらすじ
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【無類の家好きの著者がともに暮らす私的愛用品とのストーリー】
無類の家好きの著者によるルームツアーさながらのエッセイ
照明/チェア/テーブル/収納/障子/窓/調理道具/食器/インテリア雑貨 etc.
『自ら手を動かして、好きな空間をつくりあげていく作業が、理屈抜きで楽しい。』
機能美と繊細さが調和するリビング、理にかなった配置のキッチンまわり、整理された仕事部屋など、家で過ごす時間を充実させる私的愛用品とのストーリーに、「家トレを続けるコツ」「家事スイッチのいれ方」暮らしの工夫まで盛りだくさんの1冊です。
■こんな方におすすめ
・家時間を充実させたい人
・インテリアともの選びの視点を知りたい人
■目次
●LIVING ROOM リビングルーム
ルイスポールセンのウォラート/リサ・ヨハンソン=パッペのペンダントランプ/アアルトのゴールデンベル/ルイスポールセンのトルボー/ルイスポールセンのPH 3/2 テーブル/オーディオまわり/オイルランプ/アーコールのロッキングチェア/アカプルコチェア/J・L・モラーの椅子/吉村順三のたためる椅子/ヴィンテージのウィンザーチェア/PFSのダイニングテーブル/ヴィンテージのネストテーブル/間仕切りの造作収納/写真立て/障子/縁側の収納/IKEAのガーデンチェア/ラグとオットマン/壁掛け時計/花瓶/縁側のミニ書斎/アウロの床用ワックス/川口佳子さんの青の絵/夫のイラスト作品/カウンターの薄型収納/リビング西側の窓/クリスマスのオーナメント/仕切り扉
●KITCHEN キッチン
鈴木盛久工房の鉄瓶/釜定のワンハンドパン/コンテのまかないボウル/サタルニア・チボリのオーバルプレート/ワークショップのお茶菓子セット/コーヒーマグ/ティーポット/ケーキスタンド/プラスドゥのガス台/イワノのおひつ/ステムの短いワイングラス/カイ・ボイスンのカトラリー/無印良品の木製角型トレー/ヨーグルトメーカー/アンカーホッキングのガラスジャー/スリップウェアの皿とガラスのポット/ダイヤスプレーボトル/キッチンツールの必需品/フジカウンタークロス/FARMER’S MARKET のカレンダー/キッチンテーブルとアルテックのスツール/EKOの分別ごみ箱
●WORK ROOM 仕事部屋/
金継ぎセット/裁縫箱/飾り棚とパンチングボード/ロイヤルコペンハーゲンのスタンド/茶箪笥/アップライトチェア
●寝室 BED ROOM/
安眠セット/flame のベッドサイド照明/HAKUROのインナー
●ENTRANCE & GARDEN 玄関・庭/
だるま/盛り塩/来客用スリッパとかご/階段下の風景/玄関引き戸と三和土/ガーデンテーブル&チェア/LFCコンポスト/
■著者プロフィール
小川奈緒/おがわなお:エッセイスト・ライフスタイリスト。1972年生まれ、千葉県出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業後、出版社勤務を経て、2001年よりフリーランスに。ファッション誌のエディター&ライターとして活動したのち、2013年『家がおしえてくれること』を出版。以降は著作活動に軸足を置き、暮らし、家づくり、おしゃれなど、ライフスタイルにまつわるエッセイを執筆する。既刊に『すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方』『ただいま見直し中』『直しながら住む家』ほか。今作は12冊目の著作となる。また、音声メディアVoicyで「家が好きになるラジオ」のパーソナリティとして多くの支持を獲得するほか、自宅でのワークショップも開催するなど、活動の場を広げている。https://linktr.ee/nao_ogawa
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の好きなもの、心地よいものを大切にし、持続可能な生活をしている感じが素敵だと思う。「丁寧な暮らし」や「ロハス」等が意識髙いと感じさせて真似できないなーと思えることがしばしばあるが、この本は、ほんとに著者が心地よいものを大切にしていることが伝わって、好感が持てる。真似したくなる。
Posted by ブクログ
物に対しての着眼点やストーリーがおもしろかった。著者とは趣味嗜好が結構違うなぁと思いつつも、家具の選び方や家を愛ながら暮らしていく文章は、自分も今あるものを大切にしながら生きていこうと思えました。
Posted by ブクログ
最高の本に出会った
こんな風に自分の生活を愛おしく思えるように、
私も生活したいな。
自分の将来の姿としての理想が詰まったような本だった。
お気に入りのものたちに囲まれて、
使い続けられるようにメンテナンスをして、
寿命が来たら手放して、
新しいものを迎えるときには現在の持ち物を見直して、
生活のスタイルとモノと人間と、自然と
関わり合って気持ちよく暮らしたいな。
本を読みながらトキメキと物欲が止まらなかったけれど、
読み終わった今は、とっっても断捨離がしたい気分。
自宅の服やものを徹底的に向き合って
今の自分に必要かどうか、合うのかどうかを見極める作業をしたいと思った。
Posted by ブクログ
写真と文章が素敵で、インテリアのカタログを見るようにするする読めました。こだわりを持ったモノ選びや、考え方なども参考になりました。家具や食器など、欲しいと思ったものはチェックして少しずつ、できるところから真似したい。
Posted by ブクログ
日常を愛し、日々を大切に
吟味して選んだ好きなものにだけ囲まれた生活
憧れます
ファッション家具のカタログのようで
ご自宅とは思えない落ち着いた空間披露
間に密度の濃いエッセイが挟まっており
心地良い一冊
Posted by ブクログ
小川奈緒さん...この本を読むまで存じ上げなかったのですが
インスタグラムでオススメとして上がった写真を見て一目ぼれし、本屋でこの本に出合った時は運命を感じて即購入しました。
便利さや安さではなく、本当に心から欲しい好きだと思ったものを手元に残す
こんな生活憧れるのと同時にお手本にしたいと思いました。
Posted by ブクログ
2冊目の小川奈緒さん本
15年もの土鍋ユーザーからさくっとバーミキュラに宗旨替えしているという話で「既存の形には執着しない性格」とおっしゃっているようにものの選定理由が気持ちいい。意外がられるが電子レンジも使っている、というのも安心するひと多いんじゃないだろうか。
お高いものからお手頃なものまで(無印やIKEAも出てくる)暮らしにフィットさせていて目から鱗。早速サタルニアのプレートを真似っこ購入しました!装丁に使われているゴールデンベルで部屋の隅を照らすのもすてき。
写真に映り込む奥行きや、みどりの豊かさ、ひかりのきれいさ、障子の佇まいに触発されつつ、でも虫とか寒さとかたいへんだろうなとチラッと思っていたら巻末で 「大変なのはわかって住んでいるのだから、自分を家に合わせていく」(意訳)というようなことをおっしゃられていて、うつくしく見えるものはただうつくしいのではなく、手が加えられているのだなあと当然のことに立ち返りました。よい本でした!
Posted by ブクログ
これはこういう用途で使うもの、以前はこう使っていた、という固定概念にとらわれずにその時のライフスタイルに合わせて変えていく。
夜好きな照明を灯して読書をする時間がご褒美となって毎日を豊かにしてくれる。
メモった部分は他にもあるけど、1番刺さったとこはこの二つ!
Posted by ブクログ
高級ホテルより、自分の家が好き。そんな思いがよくわかる。こだわりがすごい!
エッセイストでVoicyパーソナリティの小川奈緒さん。ファッション雑誌の編集し、独立した文筆家。家が大好きで、古い一軒家をリノベして住んでいる。その家で選んできた照明などが紹介されている。
私はインテリアにあまりこだわりがないので、こんなに洗練されるのかと、見ていてうっとりする。
夫さんの絵を飾っていて、お互いの愛情を感じるリビングになっていた。
川口佳子さんの青の絵がとても綺麗。この本の表紙も青なので、合わせたのかなと思ったほど。
Posted by ブクログ
紹介されているもののひとつひとつに著者の思い入れが感じられ、あっという間に読んでしまいました。個人の好みはあるとしても、いくつか私も使ってみたい!と思うものあり思わずメモを取りました。