【感想・ネタバレ】要領よく成果を出す人は、「これ」しかやらない 8割さばいて「2割だけ」集中する仕事術のレビュー

あらすじ

いきなりですが、質問です。みなさんの日々は、充実したものでしょうか? 「毎日、仕事に追われている」「やりたいことをやる時間をつくれない」「恋人、家族と過ごす時間を犠牲にしている」やらなければならないことに追われて、どうしていいかわからない状況に陥ってはいないでしょうか。なんとか、「仕事を速くやる」「生産性を上げる」工夫をしている方も多いでしょう。でも、それによって心と時間に余裕は生まれましたか? 現実問題として、効率を高めた結果、やるべきことがどんどん増えて、多くの職場は疲弊しています。本書は、そうした本の「一歩先」を考えたいと思います。やることは、やる。やらなくていいことは、やらない。紹介するのは、「すべての仕事に全力を注ぐのではなく、重要な仕事に集中し、今よりも少ない労力で成果を出す工夫」です。目指すべきは、完璧な100点よりも、実用的な80点! ますますハードになっていく日本の職場を軽やかにサバイブする考え方を、「要領」を軸に解説します。心に余裕があり、自分時間がある豊かな毎日を目指しませんか?

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Posted by ブクログ

業務効率化をしたのに、結局やることが減らず心の余裕がない日々、、そんな状況に陥りつつある自分には必読本だった。要領よく仕事をするには、常に目的を意識することが大事。目的から外れていて成果に結びつかないなら、時間をかけないorやらない。仕事で相手と意見が合わない時は、引いてみるのもアリ。分かりあうことが目的ではないはず。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

やりたいこと・真に求められていることに集中し、成果・満足感を出すためのヒントが簡潔に示されており、大いに参考になるというか、すでにやっていることを整理してもらった感じ。
はじめに と おわりに に「35の問いを投げかけた」とあるが、それと明示されていないので、どれが問いなのか番号をつけるなどして明確化してほしいと感じた。
25-13

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

後半が特に心に残った。
■相手から求められるまで、基本的には「自分の話をしない」
■「声かけ」だけで、人は変わらない。うまくいかない時は、「仕組み」を見直す。人ではなく、仕組みを変える。
例:子供が夏休みの宿題をやりたがらない→宿題を全部整理して、全てを30分以内に終わるように細切れにする。付箋一つ一つに日付を書き込む。→ 付箋を画用紙に貼って「やることリスト」を見える化する。→完了した付箋は「やったことリスト」の画用紙に貼っていき、こなせばこなすほど「やったことリスト」の付箋が増えていくのが楽しくなる。→やりたくないことを楽しむのではなく、タスクを片付けている感覚を楽しむ、というふうに動機をすり替える。
■やる気が出ない時こそ、小さな行動を起こすことで、やる気が後からついてくる。
■ 1日の終わりに翌朝の準備、1週間の終わりに翌週の準備をしておく。
■やりたいことを先にスケジュールに組み込む。「忙しいから」と言う理由でやりたい事は後回しにするのではなく、やりたいことのために意識的に時間を確保する。

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2024年11月09日

Posted by ブクログ

要領よく成果を出す人は、「これ」しかやらない 8割さばいて「2割だけ」集中する仕事術
著:塚本 亮

大切なことは、すべての仕事に全力を注ぐのではなく、重要な仕事に集中し、今よりも少ない労力で成果を出す工夫である。成果を出すために重要な「2割の仕事」に焦点を当て、「残りの8割」は効率よくこなすことが大切である。

重要度の高い仕事には時間とエネルギーをしっかりとかけ、それほど重要度の高くない仕事は省エネで取り組む。本書は。このコンセプトを中心として以下の6章から構成されている。
①人生で大切なのは、「力の抜きどころ」と「入れどころ」
②余計なストレスを抱えない「メンタル」
③成果につながる「頭の使いどころ」
④煩わされない「人間関係」の心得
⑤2割に集中し、8割さばく「仕事術」
⑥タイムパフォーマンス抜群の「時間術」

完璧主義の100点ではなく、実用的な80点。
パレートの法則を根底とした、2割に力を注いで8割の成果を出す。何をやるかより何をしないかを選択する。
上記のことは多くの書物でも言われていることでもあり、もちろん本書でも取り上げられている。それだけ、仕事術等において重要であることは疑う余地はない。

しかし、何が大切であるかの優劣がつかなかったり、まだその業務のセンスも身に付いていない時に、上記のメソッドを上辺だけを活用すると痛い目に合う点も否めない。

生成AIにもハルシネーションがあるように、原理原則の理解や学びがあってはじめてそれを使える機会が巡ってくる。

効率的にすることは悪いことではない。むしろ付加価値を考慮した工夫がないと人は成長できないこともある。自分だけではなく、他人がいてこその成果という感謝の気持ちを持ちながら本書のメソッドを学ぶことで人間的な成長と仕事におけるスキルの向上においても成果がでることは確かである。

大切なことを見につけて対応しても遅くはない。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

何事にも全力投球!人の期待に応えるぞ!
という気持ちと行動で生きてきた私には耳が痛い話ばかりです…。

⭐︎完璧主義をやめ、80点を目指す
→間違えることを過剰に恐れてしまっており、その結果どの仕事も妥協できなく、どんどん仕事が溜まり、結局全てが中途半端に…。
パフォーマンスが下がるので完璧主義はやめよう。

↑本書以外でもよく書かれていることですが、完璧主義からすると、これが難しい。性格もあるので…
ただ、本書に思考をちょこっと変えるヒントが書いてありました。

本当に100点でなければならない時のために80点でいいものは80点で良いし、赤点じゃなければいいものは赤点じゃなければいいのです。
100点のものを100点で出せるようにしましょう。
100点でいいのか80点でいいのかの区別の仕方は

「その完成物がなんのために必要なのか」

という作業の目的を明確にし、本質的に捉えておくことが重要です。

本当に重要な時に100%の力が発揮できますように
今、なんだか全てに全力投球で疲れている方におすすめです。

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

まあそうだよなーという内容がシンプルに書かれてる。深い内容ではないけど、シンプルだからこそハッと気付かされたりする
そういやこれできてるっけ?みたいな、当たり前のことを点検させてくれる感じ

なんか色々行き詰まったり、余計なことしてぐちゃぐちゃなときに呼んだら重要な所をスコンと刺してくれる感じの本

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2024年11月09日

Posted by ブクログ

頑張るために頑張らない系の話が多め…だと感じました。
内容的には、ちょこちょこ付箋ポイントありでした。

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2024年09月04日

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