あらすじ
白銀の髪と人形のような無表情さから「氷の聖女」と呼ばれ、虐げられてきたアマリリス。ある日、聖女の力を武力のために使うことを拒んだせいで婚約者と妹に偽聖女の濡れ衣を着せられ、聖女の地位を奪われてしまう。
魔物の巣窟に捨てられて窮地に追い込まれたアマリリスを助けてくれたのは、隣国の天才魔術師・ヴィクターだった。彼のように「人のために力を使いたい」と願ったアマリリスは、ヴィクターに魔法を教わることに。そして無自覚に精霊の加護を得ていたアマリリスは、真の聖女としての力を惜しみなく発揮すると、襲い掛かってくる魔物から国を守り、傷ついた民を癒やしたりと大活躍!
人々から愛され、笑顔を取り戻していくアマリリスは、次第にいつも献身的に自分を支えてくれるヴィクターへの気持ちが募っていき…。
濡れ衣を着せられた聖女×隣国トップの天才魔術師
自ら幸せを掴む異世界ラブファンタジー!
感情タグBEST3
本物なら必ず理解される
妹のカルラと義母に虐待されつつも優しさを失わず自分のできることのスキルアップに努めていたアマリリス、邪魔者として殺されそうになるがアマリリスの力とヴィクターの働きで助かる。そして当たり前の生活をしていく中で力はどんどん強くなり本物の聖女であることが示されていく。カルラは、どんどんメッキが剥がれ本当の実力が晒される。カルラも自分のために利用していたネイト、自分の欲を満たすためには他の人たちを傷つけてもいいというその貪欲の結果を最後に刈り取ることになる。
優しさと正しい力の用い方の大切さ、実感❣️
暖かくなる
虐げられてきたアマリリスが幸せになるお話。
師であるヴィクターや、聖女としてのアマリリスにあまりに力がありすぎる気もするけども、
それ奢らずに人々のためを思う気持ちが温かくて素敵です。
ラルフくんのの持つ力も要所要所でキーポイントになっていて楽しく読ませて頂きました。
アマリリスが、純粋無垢で、人の事を先に考える、とっても素敵な人。
虐げられ続けてたけど、やっと幸せになれて、嬉しいですね。
虐げられるヒロインを師匠として保護するヒーローに年下のヒロインの兄弟子の設定、以前にもありましたね。文章が上手なので飽きはしませんが、途中から読まなくても内容が想像できてしまいました。