【感想・ネタバレ】市民政治50年 ――菅直人回顧録のレビュー

あらすじ

市民運動家から首相へ波乱の政治活動を自ら語る。日本政治の複雑な歩みを証言する第一級資料。 【目次】 第1章 否定論理からは何も生まれない 1974-1976/第2章 市民ゲリラ国会に挑む 1977-1980/第3章 市民と政治 1980-1992/第4章 私は日本型「民主党」をめざす 1993-1995/第5章 大臣 1996/第6章 なぜ私は「奇兵隊」をめざすか 1996-2003/第7章 第九十四代内閣総理大臣就任 2004-2011/第8章 東電福島原発事故―総理大臣として考えたこと 2011/第9章 未完の日本改革 2011-2013

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匿名

ネタバレ

よっ、『第3列の男』!!!

学生時代、『活動家』を気取っていても、警察機動隊とぶつかるような際には、絶対に捕まらない(=逃げられる)先頭から3列目でデモ行進しており、当時警察官僚だった佐々淳行氏は言った。『あの男は第3列の男だ』と。

その後、政治家を目指し、『先生』『先生』と市川房枝議員に「私淑している」と纏わり付き、自身の政治家活動を始めた。晩年の市川房枝は言った。「あの男には気を付けろ」と。

東日本大震災が起きた時、その直前まで自身のスキャンダル記事(=○○砲)が迫っていた為、彼は言った。「コレ(地震)で、俺は助かった〜!!!」と。そして、自民党に“連立含み”の『非常事態政府構想』を持ち掛け、聡明な自民党の谷垣氏はきな臭いものを感じ取って《辞退》した

立憲民主党内でも『老害』扱いされ、漸くバッヂを外す決断をしたようだが、《本当は何をしてきた男なのか》賢明なる読者は、よ〜く調べてから本書を読んでいただきたい。

#怖い #ドロドロ #ダーク

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2024年09月06日

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