【感想・ネタバレ】あなたは、そのままでいればいいのレビュー

あらすじ

50万人の悩みと向き合ってきた
92歳シスターが贈る『老いの賛歌』

年を取ることにネガティブになっていませんか?
年を取ると、できないことが増えて落ち込んでいませんか?
できない自分を恥じることなど、いっさいないのです。
できない自分を責めるから苦しいのです。

著者は、「若いころは許せなかった自分をどんどん許せるようになる、それが年を取るということ」と言います。
ありのままの自分を受け入れた瞬間から、人はさらに大きく成長していきます。

人生100年時代を最後まで軽やかに生き抜くために、ありのままの自分を受け入れ、機嫌よく暮らし、自分と仲よくする……
今からできる生き方のヒントがいっぱいです。

■目次
Part1 年を取るとはどういうことなのか
Part2「もやもや」「うつうつ」した気持ちを乗り越えるには
Part3 自分との上手なつきあい方
Part4 老いるのはこわくない、そして死も
Part5 後悔のない人生のためにできること

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Posted by ブクログ

自分の機嫌は自分で取る
上機嫌でいることは、幸せになるための最も簡単でシンプルな方法。年を取ると困ったことも日々起こる。人間はあっという間に不安や不満に心を支配されて、悪い方へと考えてしまう生き物。そうすると不機嫌になる。これは立派なハラスメント。フキハラ。まわりに不機嫌な人がいたら、その人と距離を取り、伝染しないように気をつける必要がある。ネガティブになったら、目の前のやるべきことに集中する。人間は同時にふたつのことに集中できないので、気持ちが楽になっていく。
食事をするとき、今日あった嫌なことを思い返さない。そのためには、目の前の食事を楽しむことが、元気の秘訣。

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2025年06月20日

Posted by ブクログ

他の作品の内容と被るものだった。
どう捉えるか、表現の違いだろうが宗教的な内容が含まれる印象だった。

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

最後のあとがきで2024年4月に書かれた最近の本だと知った。
1冊目に読んだ「あなたは、そのままでいればいい」よりも宗教色が強く、具体的な行動を示すというよりも観念的・思想的な教えが書かれている

・自分のご機嫌は自分で取ること。自分の思考が良いものも悪いものも実現させてしまう。常に自分はご機嫌かを問うこと

・自分の幸せに気づくこと、感謝すること。今自分がここに生きているこの奇跡に感謝し、全てのもの、こと、人に感謝の気持ちを持つ。人生最後に出る言葉も「ありがとうございます」にいきつく

・今の自分ではダメだと思うのは傲慢なこと。今の自分を受け入れること。「〜すべき」というべき思考などいらない。すでに完璧なバランスが取れていると捉え、ありのままの自分を認めること。

・この世で生きる意味とは「愛する」ことと「知る」こと。もっと愛し、もっといろいろなことを知ること。妬みや憎しみ、恨みではなく、愛を持つこと

・人はいつも思い出いっぱいの花束を胸に生きている。
花にまつわる思い出の数だけ花束を抱え、その花束に生かされている。
→私の場合、子どもの頃母の日に自転車のカゴいっぱいにして運んだ大きな花束、祖母の誕生日に少ないお小遣いで贈った霞草の小さな花束、お世話になった高校教師の定年退職祝いに贈った紫と黄の花々のアレンジメント、ひな祭りの日に飾られた桃の花、伯母の結婚式につけた赤い薔薇のコサージュ、コロナ禍のフォトウェディングでの教会のベンチに飾られた真っ白なフラワーブーケたち…たくさんの思い出の花束が私の人生そのものなのだ

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2024年07月15日

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