あらすじ
■プレゼンスとは、自分の可能性を引き出すための魔法です。
本来備わっている能力を発揮できずにくすぶっている〝もったいない人材〟でいるか?
誰からも一目置かれ、つねに選ばれ続ける〝輝く逸材〟になるか?
誰しもが後者になりたいと思うでしょう。
そんな存在になるためには、本書でお伝えする「プレゼンス」を高めることが重要です。
プレゼンスは直訳すると「存在感」となりますが、
◎その場にいるだけで議論をコントロールしてしまう
◎直接話していなくても信頼してしまう
◎つい仕事をお願いしたくなってしまう
こういった場を動かす「影響力」というふうに捉えても良いでしょう。
■本書では、そんなプレゼンスの大切さを皆さんに自分事として理解してもらうために
ストーリー仕立てで解説を挟みながら構成しています。
日本の外資系企業で働く〝もったいない人材〟が、
ニューヨーク帰りのメンターによってプレゼンスを磨かれ、本当の自分の可能性を発揮していくというストーリーです。
年齢、性別、業種に関係なく、すべてのビジネスパーソンに役に立つ1冊です。
■本書の目次
・プロローグ
・本書のコンセプト
・第1章 選ばれる人になるための初めの一歩
・第2章 第一印象を変える武器としてのプレゼンス
・第3章 プレゼンスを高める3つの戦略
・第4章 人に理解されるためのコミュニケーション
・第5章 プレゼンスを味方につけるための習慣
・第6章 いつも心にエレガントさを秘める
・エピローグ
・謝辞
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
プレゼンス次第で話を聞いてもらえるか信用してもらえるか決まる、というのは学生の頃から感じていたのですが、そういったことを本にされているのは初めて見つけたので読んでみました。
そもそも極端に飛び抜けた実力があればプレゼンスなど関係ないのかもしれません。どんな服装、髪型、話し方でも自然と認められていく。でもそんなカリスマではない人、自分の戦場では無い場では最初のチャンスを掴むための戦略としてこの視点を理解しておくのは大事だと思いました。
Posted by ブクログ
・「人は見た目が9割」と言うが、まさにその通りである。自分の本当の可能性は他人の目からは見えない。
大事なのは、その可能性を持っている人間だと思わせることだ。
・人はわずか数秒で、相手を信頼できるかどうかを判断するといわれます。
この短い時間でカギを握るのが、相手に伝わるプレゼンスです。
見た目や声のトーン、立ち居振る舞い、さらには表情や会話の内容まですべてがプレゼンスに含まれます。
・プレゼンスのある人は、相手に安心感を与え、自然と「この人を信頼できそうだ」と思わせる力を持っています。
どれほど内容が素晴らしい話でも、姿勢が悪かったり、言葉遣いに違和感があったりすると、
その価値が大きく損なわれることもあります。
・大塚氏が提案する第一歩は、自分が「どう見られたいか」と「今どう見られているか」のギャップを知ること。
これを理解するだけで、改善すべきポイントが具体的に見えてきます。
自信を感じさせる姿勢やアイコンタクトを心がける
また、声のトーンや話し方にも注意を向けることで、周囲の印象は大きく変わります。