あらすじ
自分自身を苦しめない。周りの人たちを害さない――
それが、ほんとうの幸せをつかむ道。
厳しい時代のなかでも、どんな環境であっても、
自分を磨くことが周りの人の幸せにつながっていく。
それが、ほんとうの幸せをつかむ「中道」の生き方です。
あなたが抱えるさまざまな悩みや苦しみを
具体的に解決し、未来へと続く道を見いだしていく。
巷のハウツー本や小手先のテクニックではなく、
人生がほんとうに好転していく智慧を
わかりやすく説き明かした待望の最新刊!
第1章 中道に入る易しい考え方
◇他人を害さず、自分も周りも生かすためには
◇知的活動を長く続けられる仕事スタイルとは
◇あなたの内面にある無限の力を手に入れる方法
第2章 実務的知性と宗教的知性
◇進学、卒業、就職、結婚、出産、離婚、病気、転勤
人生の問題を消し込んでいく具体的な方法とは
◇この世的な能力が低いと悪霊や悪魔を呼び込む!?
◇仕事ができる人から組織を率いる人へと成長するために
第3章 光明思想と泥中の花
◇病気や挫折から立ち直るための光明思想
◇完璧主義ではなく、平均打率を考えて仕事をする
◇厳しい時代を生き抜く「泥中の花」の思想の大切さ
どんな厳しい時代であっても、
“未来への生き筋”は見つかる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
SNSやテレビで『人生を変える一冊』と言われるものはどんな本だろう…と思っていましたが、こちらの本は間違いなく私の人生の考え方を変えた一冊だと感じました。
色んな人と話をしていく中で、自分の人生に怯えていました。与えられた人生の使命や、どんどん定められたレールができていくようで怖かったのですが「自分のことを考えすぎているからだな」とこの本を読んで少しスッキリしました。
「悩んでいる人を見るとほとんど自分のことを考えている」という一文を見て「私だ!」となりました。
仕事以外でも、ただただ真っ直ぐに何かに打ち込んでいる人や、自分のことは顧みず他の人々のために全力を尽くしている人は、やはり天国的な生き方なのだ…と、こちらの本を通じて知りました。
自分が思い描いている幸福をどうにか掴もうとするのではなく、ただただ良いことを、そして他の方にお役に立つことを積み重ね、真っ直ぐに歩いていきたいと思います。人々の幸せを願う中に自分の幸せはある…そう感じます。
そういった人々の幸せを願う方々と、どんどん縁ができるように自分自身を磨いていきたいです。
また「自分の人生なのだから、人の言うことに全て揺らされる必要はないよな」とも思えました。
現段階で自分に与えられている人運や明るさは、人と人との縁を結びつけたり、磁場をよくしたりそういう良さがあるのではないかと考えています。その中で中道につながる部分を発見して進めていけたら…と考えています。
「風は吹けども山は動せず」の精神と、「上善は水の如し」の精神で自分を揺らしすぎることなくサラサラと生きていく自分なりの中道を見つけていきたいと思います。
また苦しくなった時に開きたい、そう思える一冊です。
Posted by ブクログ
「ほかのものを欲しい」という気持ちだったところから、「ほかの方々に分け与えることができる自分」へ-この転換点は非常に難しい。
どうやって奪う愛の自己イメージから与える愛の自己イメージに転換させるかを3点にまとめてみました。
①心の中を見つめていき、体の外側も成長するように、内面も成長させること。自分の内面も掘っていけば、大きな金鉱・金脈に当たることがあり、それを実際に体験すること。
(ここでいう金鉱とは仏の子としての性質のことだと思います。日々仏の子としての自覚を積み重ねることが大事だと思いました)
②「貯金型人生観」をつくること。勉強でも仕事でも、亀のごとく繰り返し続けていく、積み重ねていく根性を持って精進すること。その蓄積が仕事や問題解決の元手になり、与える側に立ってお役に立つことができる。
③主語の「私」のことを忘れて自分を磨きながら、「それが他の人にもお役に立つように、他の人の幸福になりますように」という生き方をすること。「自分を鍛える幸福感を味わうなかに、他の人のお役に立てる仕事ができるような自分、その学力や認識力が他の人を助けて導けるような自分になりたいな」という気持ちをいつも持っていたら、そういうことが多くなってくる。
私にとっての中道も考えてみました。
「仏国土ユートピア建設のイメージを心にありありと描きながら、私を限りなく透明にしていき、伝道も植福も仕事も体力づくりも読書も語学も内面の成長も、全てにおいてコツコツと積み重ね、実績を積んでいくこと」です。
お読みいただきありがとうございました!
Posted by ブクログ
光明思想は天狗にならない様に使えば、落ち込んだ時の浮上の原理には使える。
どちらにしても、中道を行くのが長く続く成功の道
。順境の時には得意にならず、逆境時には淡々と努力し続ける。この世の試練は魂を磨く砥石。
この世は魂の学校
Posted by ブクログ
他の人を傷つけず、自分を嫌いにならず、未来に希望が持てるような、中道的な生き方。
そして、それをしていくために必要な実務的な能力と、物事の良いところを積極的に見ていく光明思想。
3つの法話(章)のすべてが、今の自分に必要そうなものに感じた。