【感想・ネタバレ】女彫刻家のレビュー

あらすじ

オリーヴ・マーティン――六年前、母親と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所の床に血みどろの抽象画を描いた女。嫌悪と畏怖をこめて彫刻家と呼ばれるこの無期懲役囚について一冊書け、と版元に命じられたライターのロズは、覚悟を決めて取材にかかる。まずはオリーヴとの面会。並はずれた威圧感に震え上がったが、相手は意外にも理性の閃きをのぞかせた。かすかな違和感は、微妙な齟齬の発見をへて、大きな疑問に逢着する……本当にオリーヴがやったのか? 謎解きの興趣に恐怖をひとたらし。その絶妙な匙加減が、内外で絶賛を博した、ミステリの新女王の出世作。MWA最優秀長編賞に輝く、戦慄の第二長編!/解説=野崎六助

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Posted by ブクログ

ネタバレ

グイグイ読ませる一冊。
ラスト読み終わっても真相がハッキリしない。
果たして誰が誰に取り込まれたのか…。
私はとても好きだった。
途中差し込まれるロマンス要素が清涼剤になってくれた。

解説が不要とこれほど思ったことはない。
「筆が走り過ぎ」だの書いてあったが、それはお前だろと言いたい。あまりに不快。読後感を一気に白けさせるので直後に目を通すのはおすすめしない。

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2025年08月07日

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