【感想・ネタバレ】雨と短銃のレビュー

あらすじ

慶応元年、倒幕を志す坂本龍馬の仲介により薩摩藩と長州藩は協約を結ばんとしていたが、一件の凶事が締結を阻む。上洛していた薩摩藩士が稲荷神社の境内で長州藩士を斬りつけ、行方を晦ませたというのだ。このままでは協約の協議の決裂は必定、倒幕の志も水泡に帰す。事態を憂慮した龍馬の依頼で、若き尾張藩の公用人・鹿野師光が捜査に乗り出す。果たして下手人は、どのようにして目撃者の眼前で逃げ場のない鳥居道から姿を消したのか。後世に語り継がれる歴史の転換点の裏で起きた不可能犯罪に、名もなき藩士が挑む。破格の評価を受けた『刀と傘』の前日を描いた長編時代本格推理。/解説=縄田一男

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Posted by ブクログ

ネタバレ

薩長同盟を工作しているさなかに、長州の小此木が薩摩の菊水に切られた事件の解明を坂本龍馬に託された尾州の師光が、という幕末を舞台にした推理小説で、重厚で読み応えのある作品だった。

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2025年03月15日

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