あらすじ
「全てに疲れた…」
仕事も結婚生活にも疲れ切ってしまった木広直は全てを捨てて実家の営む銭湯へ帰ってきた。
銭湯前には見知らぬ男が一人と鉢合わせてしまう。
彼は高野瞬。実家で居候をしている大学生だった。
久しぶりに帰省した直にとても喜ぶ両親を見て、自分が離婚や退職して帰ってきたことを言えなくなってしまう。
しばらく宿泊する旨を伝えた直だが、その日に風呂で一緒になった瞬には何故か本当のことを伝えてしまう…
そんな直に瞬は温かくアドバイスを送るが…？
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これからが楽しみな作品
主人公は優柔不断、弱い、優しい。こんな感じの人。だからなのかこの主人公の周りは強い人が多い。奥さん然り、会社の人間関係。とうとう追い詰められてすべてを捨てて実家に帰るけど、離婚も退職も親に言えない。そんなの時に出会った人物が自然体の自分を受け止めてくれるっていう話出しなのだけど、共感もできるところもあるけど、主人公も結構振り切ってるところあるのに弱い弱い感じがぬぐえないので小さな違和感。自分の様子もしっかり初対面の男性に語れるし。
が！絵もきれいだし話のテンポも良いのでこれから読んで行きたい。単行本が出たら欲しい。
