あらすじ
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生きるヒントは、猫と空海にあり!
生誕1250周年を迎えた空海の教えを見つめたら、猫のような生き方に通じるものがあった…!?
「猫の日常」×「空海の言葉」真言宗密蔵院の住職・名取芳彦氏によるわかりやすい解説で学ぶ、自由に生きるための智恵51を掲載。
くすっと笑えてほっこりできる猫の写真とともに、空海の教えを学べる1冊です。
【猫と空海の生き方ポイント】
□自然体でいる
□他人と自分を比べない
□物やお金に執着しない
□将来を悲観したり、過去を振り返らない
..etc..
<著者プロフィール>
名取芳彦(なとり ほうげん)
1958年、東京都江戸川区生まれ。大正大学米英文学科を卒業後、英語教師を経て、江戸川区鹿骨の元結不動密蔵院住職となる。真言宗豊山派布教研究所所長、同宗派季刊誌『光明』編集委員。豊山流大師講(御詠歌)詠監。講演や執筆などの布教活動を精力的に行う。主な著書に『気にしない練習』(三笠書房)、『心が穏やかになる空海の言葉』(宝島社)、『和尚さんの一分で心を整えることば』(永岡書店)など。監修書に『チコちゃんと学ぶ チコっとブッダの言葉』(河出書房新社)など。著書・監修書は累計100万部を超える。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1250年も前に産まれた空海。
全国各地に空海ゆかりのお寺がたくさんあり、
銅像を眺めるたび、何だか身近な存在と思える。
成田山新勝寺で、生誕祭にお参りをしてきた。
特に、四国八十八か所では、「同行二人」、
一緒にお遍路をまわってくれる。
猫も、とても身近な存在。
けして人に媚びず、自然体でいる。
物やお金に執着しない、でも、ゴハンにはまっしぐらw
ほっこりする猫たちの写真と、
空海の温かい言葉が、癒される一冊。
Posted by ブクログ
すべてのものは空なり
─
わかりやすい例は花が
咲いて枯れる様子。
花が咲けば浮き立つし
枯れれば沈む私の心。
そうして一喜一憂する
心を指して煩悩と言う
のよね。
大空を舞う真理の翼が
私の煩悩を見つめたら、
霧のなかを彷徨う鹿の
ように見えるのかしら。
でもね、なんど見聞き
しても実感を伴わない。
だって、空と言う割に
空っぽな感じじゃない
のよね。
足元はぬかるんで不快
だしおなかだって空く。
いつだって何かに心を
乱される。
私ならぬこの迷える鹿
はどうすべきなの?
なんて私に、どうやら
ぴったりな本書。
迷いの森を抜け出たい
なら、
己のなかにある仏性に
気付き少欲知足に覚す
こと。
この世界はそのままで
素晴らしいし、
生きているだけで奇跡
なんですよね♪