あらすじ
薬師ルーシェは怪我をした青年ランスを看病するうちに、惹かれ合って恋人同士に。「許されるなら、心も身体も全部欲しい」優しく丁寧な愛撫に甘く蕩けた最奥。突き入れられた欲情の証を全部受け止めれば、幸せに満たされて。けれどある日、ランスが貴族だと知ってしまう。いつか引き離されるなら、せめて彼との子が欲しい。覚悟を決めて抱かれた夜、彼に記憶を奪う薬を飲ませ――。
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匿名
一言で説明するの到底ムリな複雑さ。
なにを話しても重大なネタバレになりそう。
ヒロイン、なんだかんだでたくましいけど、若さゆえの無鉄砲さもあり。
お相手の同意を得られないのに勝手に妊娠をねらうのはあんまりよろしくないと老婆心ながら申し上げたい。
ヒーローは秘密が多すぎ。
ことを進めるたびに相手の同意を得ようとするのはいいけどそもそも開示している情報が少なすぎるので相手は正常に判断できないよとお説教したい。
つまり、肝心なところで、会話足りない。
まあ、面白かったんですけど。
Posted by ブクログ
「どうせ別れなければいけないなら、この人の子がほしい!」と強引に迫り…。事後、相手の記憶を消す薬を泣く泣く飲ませるも…♡
アルスは最低最悪だったけど、その妻アニエスは真逆の真っ当な人で読んでて救われた。
甘ぁ〜いストーリー展開が続いて終わるものかと(勝手に)思っていたら悲しいシーンになったり、要素盛り沢山!!
最後は甘々イチャイチャで締めくくられて良き♡
久しぶりにこんなに良いお話に出会えました。
身分差もありなかなか上手くいかない2人の恋でしたがラストのヒーローの言葉通り、何度でも出会ってその度に恋をするんですね。
あんなに酷い国王も王妃には頭が上がらないという‥本当ならもう少しやり込めてほしかったかな。
とても面白かったです。
出逢い、別れ、また出逢う。そして何度でも惹かれ合う。
苦しみや悲しみから逃れるために、相手を想うが余り。禁忌に手を出す行為は褒められたものではないが、それほど追い詰めた国王が全ての元凶なわけで。
何なんだコイツ。王妃様にはもっとこう、バッサリいってほしかったな。
メディシスやリディウスはとっても良いキャラ。
穏やかで幸せいっぱいのラストにも心の底から安堵。
匿名
何度記憶を失っても、また出会い惹かれあう、素敵な運命のお話でした。
あんな国王で大丈夫か?と心配になりましたが、愛妻の尻に敷かれており笑えました。