【感想・ネタバレ】斬首の森のレビュー

あらすじ

わたしは今すぐ逃げなければならない。あいつらから、この森から。なのに――。暗い森の中に建つ合宿所。ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていたわたしは、火事により脱出する。5人で町へ逃げだそうとするが、不可解な森の中で迷ってしまう。翌朝、5人のうちのひとりの切断された頭部が発見される。頭部は、奇怪な装飾を施された古木の根元に、供物のように置かれていて――。戦慄のノンストップ・ホラーミステリ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても心地よい(?)恐怖体験でした
グロ系耐性が付くと、読書も映画も幅が広がって、読める見れる作品が増えてよき

カルトも因習村も中毒性の高い題材なので…
ガンニバル…ミッドサマー…

主人公がカルト企業の手の者かと思っていたら、最後完全に取り込まれて(この森の仕組み、なんで胴体だけの人間ができちゃったのな理解して)自分の首切っちゃって。。ずっと頼りにしてた久保の胴体とくっつけましたっていう何か色んな寓意がありそうなラスト

底辺ライターがインタビュー後、次の生贄にされてしまうところも、額縁構造で現実と虚構を入り組ませる感じでさすがという感
…家族がいるから怖さ軽減できたけど一人きりで深夜とかに読むとかなり恐怖かと。。。

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2026年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後まで読んでそういやホラーだったな、コレ。という感想。
めちゃくちゃ面白かったです。
最後のオチもホラーならではでよかった。
そうそうこういうのでいいんだよこういうので。ホラーなんだから。理不尽で不条理だけどまあ一応ちゃんと主人公も助かってる(?)し。
描写がリアルでグロくて好き。

ウイルスオチかぁとは思ったけどホラーなので。
明確な犯人とかなるほどこういう事だったのか!という爽快感はあまりないです。
怪しい人が普通に怪しいです。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あるカルト集団を調べていた記者が、そこから逃げてきた鮎実という女性にインタビューする場面から始まる。
その女性は、山の中にある施設から火事に乗じて他4人の仲間と共に脱出する。この時点で、ああ、少なくともこの女性は助かったのだな、と思う。

脱出した5人は、山中の逃避行の中、1人、また1人と不可解な死を迎える。みんな、頭と胴体がお別れしてる。まあ、タイトル通りなんだけどね。この辺りの描写はさすがの澤村伊智で、めちゃくちゃコワイ。何故こんな死に方??途中からいかにも怪しい人物が合流したりして、謎は深まる。
施設の方でも教祖・続木と側近の不穏なやり取りがあり、側近の死亡フラグが立ちまくり。

読んでいる私も人死にの理由が全然わからなくて、怖いわモヤモヤするわのまんま読み続けていくと‥続木の昔語りが始まる。
その昔隕石が落ちてきて、跡地が禁足地になった森。重篤な病にかかった子供を奇跡的に治すキヨという女性。隕石落下の影響で、森の植物を食べると、その生き物は分裂してしまうのだ!すごい設定!キヨは、病を治していたのではなく、分裂したコピーを親元に帰していた‥。

そして、その森の中で木の実などを食べていた鮎実たち。分裂し始めてしまったら、首を切れば死ぬ。施設からのスパイだった女性が、増殖しないように首切りしてまわっていた。これが、首無し死体ゴロゴロの原因だった。なんと‥。
では、教祖の目的は?キヨの手伝いをしていて、うっかり森の植物を食べてしまった続木の祖父。生き残るために、新鮮な体の首を切り、自分の首を接合していた‥と思われる描写あり。つまり、キヨと一緒にいたのは、祖父ではなく、続木本人?だと思われる。そして、生き続けるために、体の供給源として信者を集めていたのだ。うわぁ‥。

さて、冒頭の話から助かったのはわかっている鮎実。組織の実態に気づいていて森の植物を食べないで、みんなをだまくらかしていた久保という男の暴露話を聞いた後、他の脱走者(分裂済み)の反撃を受けたそいつの体を拝借して生き残った。脱走仲間でやはり分裂済みの女性が、久保から殺されそうになっていたところを助けに来てくれた場面は、意外だったけど良かった。嫌味も言うような女性だったけど、自分は助からないのがわかっているのに、鮎実を助けに来てくれたのだ。実は優しい人だったのがわかって、余計にかわいそう。

頭は鮎実、体は久保。実は、冒頭のインタビュー場面と、途中の話で仄めかされてはいた。私は全然わからなかったけど。鮎実は、新しい体が欲しくて、記者に接触したのだ。しかし、顔は若い女性なのに、体はおっさん。いいのだろうか。とにかく、最後の、鮎実が自分の頭をすげ替える場面は‥怖すぎる‥。

読み終わってみると、ホラーの皮を被ったSFか?と思わないでもない。
でも、そんなことはどうでも良い。
怖かったから!!

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2025年11月08日

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ネタバレ

衝撃。最後の最後までなんで?えー!の連続。描写がリアルで想像してしまう。一発逆転を狙うような人生うまくいっていない人たちを勧誘して、合宿に参加させる。会社の目的は新鮮な死体を得ること。合宿所から脱出できた人のうち、一人の女性のインタビューが同時進行で出て来てるから一人しか生き残ってないんやろうとは思ってたけど、、禁足地の森の植物を食べたら分裂する、分裂をおさえるためには首を斬らなあかん、そこに新しい死体を、、となんとおぞましい。

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2025年09月27日

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ネタバレ

小田。記者。水野鮎美にインタビュー。T。宗教。研修。家事で逃げ出す。森をさまよう。5人。土屋。佐原。太刀川。久保。組織の人間。森の食べ物。分裂。首。体の入れ替え。


地味な作業。誰にも関わらず。プロローグが最後に繋がる。

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2025年08月27日

ネタバレ 購入済み

イッキ読みした

サバイバルホラーです。面白くて一気読みしました。
ヤバいセミナーで洗脳されかけて、命が危険に晒されて逃げ出すんですが、逃げ出した仲間が一人ひとり殺されていく。手持ちの道具も水も食料も無い中で、どんどん精神が削られて行く。
その様がインタビュー形式で話が進んでいきます。最後に大どんでん返しがあり、そう来たかー!と言うオチでした。
めちゃくちゃ面白くて、一気読みしました!

でもね、怖くなかったです。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2024年05月19日

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ネタバレ

タイトルでこれはかなりグロ強めだろうな〜と思いながら読んだので期待通りで満足してます。あと勝手に人怖系かと思っていたので、ラストにかけてガッツリモンスター?異形の化け物が出てきてビックリしました。
特にオノマトペの表現が巧みで気持ち悪くて、読みながらリアルに鮮明にその場面を想像できてしまうタイプの人は注意かもしれません…思わずうっ!ってなりました。途中で今の鮎実はコピーなのかな〜とは思ったけどまさかのまさかの展開で、結果あの中で一番ヤベー奴だったっていう…そして土屋くんの醜くも哀しい人間臭い部分や佐原さんの強くて不器用な優しさがとても好きでした。こういう特殊な状況下に置かれたときに滲み出る人間の本性や、複雑で繊細な人間模様が大好きなので嬉しい。久保くんの怪しさ満点からの裏切り、からの雑魚キャラ小物感も手叩いて喜んじゃいました。こういう残念なキャラ、嫌いじゃない。あとエナジーTにもこの森の野草使われてるんじゃない?って勝手に予想してたけど杞憂に終わりました(恥ずかしい)
ミステリーホラーとはあったけど、個人的にはホラー要素強めのSFグロスプラッター…っていう印象でした。真夏の蒸し暑〜いじめじめした日に読んだらより楽しめそう。

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2026年09月24日

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ネタバレ

そう来るか
結末が想像の斜め上を行きすぎた

隕石落下の件から
なんとなく想像していたが、、、
カルト宗教×SFホラー
斬新でした

ただ、後半があまりにも
突拍子もなく、駆け足だったかなと

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2026年09月08日

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ネタバレ

澤村伊智さんのホラー小説!楽しみにしてました!
新興宗教で洗脳され殺人の後片付けを手伝わされることになる主人公。ここですでにヒトコワ的なホラー。洗脳が溶け逃げられた先で不可思議な出来事に巻き込まれ…今度はなにか不思議なものに追われているのではという恐怖。前半のこの畳み掛ける色々な恐怖がたまらないですね!
でも最終的にちゃんと異次元展開ホラーであまり恐怖感がなかったのが勿体なかったです。
むしろ最初の洗脳状態で、みんな人を追い詰めていくのを平然と行っていたほうが怖かったです。その段階がいっちゃんこわいしイヤ〜すぎる。
絶妙な人間の嫌なかたちを書くのが上手いですよね…。

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2026年08月27日

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ネタバレ

澤村さんの書くカルト宗教が出てくる話 前半の方が好きかな 後半は突然パニック映画?SF?世にも奇妙な物語?のような感じになって、のめりこめなくなったかも でも面白かった

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2026年08月22日

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ネタバレ

ホラーミステリ…と読み終わってから思ったのだけれど、ミステリというには正解にたどりつけないような。ホラーの核心をもうちょい早めに仄めかしていたら違ったのかもしれない。
エンタメ的な成分は過剰なほど盛り込まれているので、一気に読み進められた。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある会社の研修という名の洗脳合宿から逃げ出した5人は、合宿所近くの森に迷い込む。
森の中には様々な刃物がぶらさがった奇妙な大木があった。異様な雰囲気に構える5人だったが、帰り道も見つからずそこで一夜を明かすことに。翌朝目覚めると、リーダー格だった太刀川が消えていて、彼を探すと刃物の大木の下に首だけが置かれていた。

洗脳合宿をやっている会社の実態を探るために、命からがら逃げ出した鮎実をインタビューする形式で物語が進む。さくさく読めた!
怪異は怪異のまま、怪異そのものには立ち向かわない話で、怪異を科学的に解明していくのではなく怪異は怖い!わけわからん!というまま進むこういう話の方が私は好きなんだなと思った。
昨晩ちょうど隕石が落ちてきたニュースを見たからなんだかタイムリー。
森にあるものを口にすると呪われる、というのが最後にわかって、えー歩きながらめっちゃ食べちゃってたじゃん!と自分が食べたわけじゃないのに怖くなった。看護師の佐原さん?だっけ?が実はいい人だったし最後も鮎実を助けてあげてたし助かってほしかった。
彼らとは直接的には関わらないところで会社の代表と幹部が密かにやりあってたのも面白かった。
体は替えられるのかもしれないけど顔はそのまま老いていくのでは?とか、最後小田の中年の体に20代女性の顔が乗ってるのきもくない?とか体をすげかえた後絶対うまれるであろうビジュアルの違和感が気になった。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

殺人をも厭わないような、企業の研修施設のような宗教団体のような怪しげなところから逃げ出した男女5人。そこは禁足地となっていると思わしきうっそうとした森の中。うろおぼえのサバイバル知識でどうにか町まで行こうとする一行であったが、翌朝一人が殺害され首だけが発見される。

ホラーミステリ、ということですがホラー寄りな感じ。あんな分裂とかわかるか。それでいてオカルトな空気と勢いでなんかふわっとさせてるけど、微妙に納得いかないような。自力で首切断して他とくっつけるとかなんで一人でできるとか説明ありましたっけ?読み逃したかな。一口食べたら一分裂、じゃなくて食べただけ分裂だったら首無しの死体がそこら中にやたらたくさん見つかったりもしそうな・・・そんなに長く動けないだろうから力尽きる場所はかぶりそうだしなあ。あんまり気にしたらダメなのかもしれん。B級ホラー的な勢いを楽しむのがコツかもしれない。うん、きっとそうだ。

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2025年07月11日

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