あらすじ
美しい花を咲かせる能力を持つ「花術師」と呼ばれる魔法使いたちが作った国・フェルディアンは、花という存在自体がない他国に花を売って栄えている。この国に住むリュカは黒い髪と黒い瞳を持つ花術師だがその容姿から「黒の花術師」として遠巻きにされ日陰の者として生きてきた。幼なじみのエリオとカミーユという二人の美しい青年に後押しされ、王室主催の花術大会に出ることになったリュカは、神出鬼没の謎の花術師「ファントム」に挑む! 花咲き乱れるハッピーなシンデレララブ!
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Posted by ブクログ
【ほんのチビすけだったときから、俺はずっとおまえだけを想ってた(エリオ)】
エロス度★★★
おやおや、人を傷つけるものではなく花を咲かせて人を幸せにする魔法とは平和的でほっこりしますね。
日陰者として生きてきたリュカに訪れるシンデレララブ。
綺麗に咲き誇る花たちの美しさ。
モフモフなレムの可愛さ。
遠巻きにされていたリュカの元に幼馴染みのエリオが現れたことで、停滞したリュカの時間が動き出し、親友ができたり、恋する幸せを知ったり、花術師として成長していく姿などがたまらなかったです。
リュカの初々しい可愛さやエリオの一途さ・執着・溺愛が素晴らしいスパダリ攻めも最高で、愛の花が尊い。
Posted by ブクログ
美しい花を咲かせる事の出来る能力を持つ「花術師」という魔法使いの作った国フェルディアン。
リュカは黒い髪と黒い瞳で「黒の花術師」と人々から遠巻きにされ…。
リュカがとにかく可愛い。
人々に避けられ受け入れられなくても彼らを笑顔に出来るのならと頑張る姿。そしてエリオと再会してから彼への気持ちにドギマギし彼のお陰で自分の咲かせたい花を見つけることが出来て良かった。
(好きな子には素直になれない)幼いエリオはまさにそれでだった訳で再会してからのエリオは魔術については厳しかったけどそれ以外は甘くて。
エリオの驚きの正体、今まで辛い思いをしてきたリュカはこれからはエリオと共に幸せになって行って欲しいです。
所々出てくるエリオにリュカがポカポカと体を叩くシーンは可愛すぎでした。
レムとマキシムも可愛く、カミーユも麗しく心暖まる話でした。
「花」は癒しをもらえる素敵ですね。
スパダリと不憫受けのハッピーエンド最高でした。