あらすじ
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ヤバかわいい生き物たち発見!オールカラー!
森林や公園などの土や落ち葉の上、きのこや苔などに目を凝らしてみよう。そこでは体長2ミリ程度の小さな生き物たちがわちゃわちゃと暮らしている。土の中で生活するトビムシ、ダニ、ミミズ、ヤスデなどを土壌動物といい、おとなの片足の面積には数千固体以上が生息しているといわれる。ダニといっても人間に有害なものはほとんどいない。
本書は粘菌、菌類、苔など5つの環境で暮らすさまざまな土壌動物の姿と暮らしぶりを紹介する写真集。跳躍器を使って高速ジャンプするトビムシ、天使のように愛らしいオドリコトビムシ、とんがった口のテングダニ、カレーパンのような姿のゴミツケタカラダニ、真っ赤なハサミをもつカニムシ、黒鼻顔のフサヤスデ、糸を吐くキノコバエの幼虫、極小サイズのカタツムリ、火星人みたいな手足のザトウムシなど、奇妙でユーモラス、カラフルな生き物たちが美しい写真で登場する。彼らもまた小さいながら大自然の一部であり、生態系の物質循環の一翼を担っている。足もとの小さな世界で多種多様な生き物が共存している姿は、見る者をほっこり、幸せな気分にしてくれる。
本文オールカラー。写真334点入り。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
musamikaさんのおすすめで知った本。
読み終わった時、確かに感動していました。
粘菌と2㎜ほどの小さな虫の世界。
こんな世界があるんだ。
小さいのに精密でカラフルでエキゾチック。
これが空想ではなく現実だなんて、我々には見えていない世界がたくさんある。
カタツムリなどは巨大怪獣のように見える。
アカハライモリは恐竜だ。
小さくても虫だから変態するんですね。
粘菌の絨毯の中から出てきた蛹の羽化後の抜け殻まである。
この本の主役は、ダニやトビムシ。
気持ち悪いと決めつけているが、一生懸命生きている姿を見ると健気に感じてくる。
実際に触るのは嫌だが、見るだけならば大丈夫。
地球上の生き物の大部分は、ヒトではなくこんなちっちゃな奴らなんですよね。
Posted by ブクログ
粘菌、菌類、苔などの森にすむ
ちっちゃい生き物たち
食べたり 登ったり 粘液にからまったり
可愛らしくて 美しく幻想的
足元の世界がこんなに豊かだなんて
素晴らしいなぁ
ダニや菌ときくと
気持ち悪く感じるかもしれないけど
確かにちゃんと世界があることに
感動すると思います
フルカラーで見ごたえあり
おすすめです
Posted by ブクログ
今まで全く知らなかった生きものたちが、こんなにも身近な世界にたくさん存在していた事に驚くと同時に、その魅力的な見た目、粘菌の幻想的な光景や、かわいらしいトビムシなどの生き物たちが面白くて、眺めるのが楽しい一冊だった!