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Posted by ブクログ
本書は、脳科学の観点から「頭がいい」とはどういうことかを解説したもの。
著者によれば、頭の良さとは、単にIQや記憶力が高いことだけではない。感覚や運動能力、アートと創造性、他者の気持ちがわかる能力など、人間の生活におけるすべてに関わることと定義している。
そして、これらの能力を支えるのが「脳の持久力」であると著者は主張する。脳の持久力とは、脳が集中力を維持し、長時間情報を処理し続けることができる能力である。
そして脳の持久力は、後天的に鍛えることができる。
良質な睡眠、適度な運動、新しいことに挑戦することなどが、脳の持久力を高める効果がある。
本書から得られた教訓は、以下の通り。
頭の良さは、生まれつきのものではなく、努力によって鍛えることができる。
→常に学び続けることが大事?
脳の持久力を高めるためには、日々の生活習慣を意識することが重要
→良質な睡眠、適度な運動、新しいことに挑戦すること等を習慣化する?
→休憩を意識的に入れていく
どこかで聞いたこと(読んだこと)のある内容が多かったが、納得できることも多く、今一度自分の生活を見直す意味では有用であったといえる。