あらすじ
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初めてでもおいしくできる! 3スパイスで作る本格カレー
いつものフライパンひとつあれば大丈夫。たった3種類のスパイス:ターメリック・カイエンペッパー・コリアンダーと、3ステップ:切る・炒める・煮るで、誰でも簡単に本格カレーが作れます。スパイス使いのポイントや基本の調理方法、失敗しがちなプロセスまでを徹底解説。初心者でも必ずおいしく作れる、とっておきのレシピが満載です。
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Posted by ブクログ
カレーおいしいですよね。大好きです。
だけど、夏は市販のルーを使ったカレーよりもさっぱりしたものが食べたいなあと思うことが多くなってきました。
で、
このところ、夏はキーマカレーを作ることが多くなっています。
合いびき肉と玉ねぎ、にんじん、トマト。そしてゆでた大豆。
S&Bの赤缶、カレー粉を愛用。大量に使うのでもっぱら大きい缶がお気に入りです。
そして、クミン。まさしくカレーの匂い。欠かせない香辛料です。
時折近くのスーパーで少しだけ期限が近づいた(といってもまだまだ1年以上猶予のあるもの)大缶が半額近くで値引き品のワゴンに積み上げられていて、ホクホクと3,4缶買い込んでいました。
大きい缶の需要が少ないのを不思議に思いながらも、私にとっては大変ラッキーだったわけです。
ところが・・・
よくお邪魔する読書ブロガーさんが本書のレシピで3つのスパイスからカレーを作ることにハマっていて、もはやカレー粉を使わなくなったとのこと。
『目から鱗が落ちる』衝撃を受けながらも、本当においしく全く飽きることがないというではありませんか!!
料理上手でいらっしゃるようで、ブログ内に時折登場するレシピをまねさせていただいたことも数知れず。
となれば、まねしないわけにはいきません!
ずばり申し上げますと、
とにかくおいしい!
今までのカレーは、カレー粉は、ルーは何だったのでしょう?
もちろん否定するつもりはないんですよ。どれもおいしいですから。
でも
ターメリックとカイエンペッパーとコリアンダーだけで
おいしいカレーが長時間煮込むこともなくできてしまうんです!
週一以上の頻度で食べていますが、香しく食欲をそそりおいしいです。
今まで、カレー粉というものは、何十種類ものスパイスを絶妙な配合により完成させた秘密の代物で、必要なものを混ぜ合わせても似て非なるものしかできないであろうと思ってきました。
それが、たった3つで!それも本格的な(少なくとも私にはそう思える!)味わいなのです。
ターメリックは色を、カイエンペッパーは辛みを、
ではコリアンダーは?
舐めてみたところ爽やかさは感じますが、これがあのカレーの重要な役割を担っているとは、とても不思議な気がします。
スパイスカレーのレシピは、ネットでも検索できます。
ですが、
「東京カリ~番長」調理主任の水野さんのスパイスをめぐるエッセイと、調理の過程の写真がふんだんにありポイントがわかりやすい本書を手に取れば、あまりのシンプルさに驚き、手軽でありながらも本格的なカレーを作ってほおばりたくなるのは間違いないでしょう!
和食における味噌汁のように、懐が深くどんな具材もおいしくまとめることのできる存在。
カレーの底力を垣間見た1冊です。
Posted by ブクログ
市販のルーでもなく、カレー粉でもなく、単独のスパイスを使ってカレーを作ったのは生まれて初めて。
最初に紹介されているチキンカレーを作りました。
玉ねぎをじっくり炒めて、すりおろしたしょうがとにんにくを水で溶いたもの、トマト、そしてスパイスを1つずつ入れて馴染ませていきます。
水分をとばすことを意識して炒めていくと…ねっとりとしたペーストができあがる。
おお、これがいわゆる「ルー」なんだなあ。
これにお湯とチキンを加えて煮込むとチキンカレーのできあがりなのであります。
果たしてお味は…
けっこう辛い! わたしにはカイエンペッパーが多すぎたようです。
しかし、スパイシーな奥深いお味であることは間違いありません。
勝手ながら、これにバターを加えてバターチキンカレーにしたいと思ったりも。どの段階でどの程度バターを入れたらよいのかわかりませんが。
あと隠し味に砂糖を入れたらどうなんだろう、とか。
どんどんイメージが広がっていきます。
いろんな具材をスパイスで煮込む。
インド人にとってのカレーは日本人にとっての味噌汁のようなものだと聞いたことがあるけど、それがわかったような気がした。
味噌とだしでいろんな具材を煮る味噌汁のような存在。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉がごろっと入った日本のカレーは、いつも同じアノ味の、おいしい一品料理だものね。
それとはまったく別物なんだなあと。
それがわかっただけでも得るものがあった。
奥深いスパイスの世界、もっと知りたくなりました!
Posted by ブクログ
スパイス三つそろえただけで、なんか本格的調理をしている気分になれる。
一番最初の基本のカレーが作れたら結構それだけで満足できる。
ルーから作るカレーとはまた違うけど、この本格的感が楽しく面白い。
Posted by ブクログ
今までネットのレシピで適当に作ってたけど、どうりでぱっとしないわけだ。と、この本を読んで納得しました。玉ねぎの炒め方、スパイスの使い方からやりなおします!実際に作ってみてから星を付けることにします。
【追記】
作ってみた。うまい!玉ねぎ炒めの出来が全然違う。分量を間違えたのでまたチャレンジしよう。