【感想・ネタバレ】火の神の砦のレビュー

あらすじ

愛と裏切りと、衝撃の真実!

ときは戦国。陰流の祖・愛洲久忠(移香斎)は、神々の国・出雲で「この世にないはず」の刀剣と出会います。
「とうに滅びた備中青江鍛冶の新作に見えた……」
この刀こそ、若き剣豪の理想を体現していました。

久忠は又四郎という陽気な若侍と、山奥をさまよいます。ようやくたどり着いたのは、年寄から赤子まで、女だけで暮らしている隠れ里。そこで出会うのは、女たちの驚くべき風習、いのちを脅かすものたち、雪舟という奇妙な老人……。

なんとしても生きのびようとする誇り高き女たちは、久忠の求める刀をつくることを条件に、「私たちを守ってほしい」と、次から次へと難題を持ち込みます。

久忠たちの運命や、いかに?

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Posted by ブクログ

神々の国、出雲に生まれる、鉄と刀、愛とわかれの物語。若き日の陰流の祖、愛洲久忠は、幻の名刀を求めて、女だけの隠れ里に至る。奥出雲横田の、六斎市で刀を商う女に会った久忠はそこで出会った若侍又四郎と共に後をつけ隠里に付く。女だけで砂鉄を川から取り、何里も離れた里に運び、刃物を作っていた。迷い込んた男は、子種をそこの女に仕込んで、殺されるらしい。剣のたつ二人は襲ってきた野党を退治し、わりと自由にさせられていた。殺されることを知った二人は逃げ出そうとするが、久忠は自分の頼んだ刀がもうすぐ出来るので踏みとどまる。

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

この次はどうなる、この次はどうなる?と緊張しながら読み終えていた!そして読み終えてみてまたこの後はどうなるんだ!と考えながら一人で考えてみた!この作品のすべてをめでたしめでたしと子どもの絵本みたいに上手く纏めるにはそれこそもう一冊欲しい。ああ素晴らしい著書に巡り合ったものだ。

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2024年04月29日

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