【感想・ネタバレ】神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿のレビュー

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Posted by ブクログ

すでに長編ミステリを三作も上梓している作者さんだが、文庫はこれが初らしい。そう言う経歴からは、ガチガチのパズラーを予想してしまうが、それらしいの舞台上から人間消失トリックを扱う「藤十郎の鯉」くらいでミステリ色はかなり薄め。あとがきに拠ると敢えてヴァラエティを出そうとしたようだが、下北沢の演劇界という特殊な世界を扱った風俗小説として色が濃くて、ミステリ部分は添え物の印象に近い。ミステリ部分にあまり期待しすぎると肩透かしを喰らうかも知れませんね。

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2024年04月28日

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