あらすじ
有名な『ひまわり』をはじめとして、小学校の教科書にも多くの作品が掲載されている画家・ゴッホ。一度見たら忘れられない彼の傑作の数かずは、どのようにして生みだされたのか? 弟・テオとの絆、苦難と葛藤の青年時代、パリでの開花など。魂の画家とも呼ばれるゴッホの、波乱に満ちた生涯を、ドラマチックに描きあげます。
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Posted by ブクログ
ゴッホの激動の人生が見える伝記
最愛の弟、テオとの関係に時折涙が出そうになった。
癇癪持ちで、家族から距離を置かれてしまうようになっても兄を支え続けるテオとそれに答えようと悶えるゴッホ..
最期に弟を想い、自ら命をたった兄。
それに続くように亡くなる弟。
有名で精緻な表現をする偉人な反面、不器用なゴッホに同情せざるを得なかった。
家族構成や実は同じ誕生日、同じ名前の兄がいた事も衝撃。
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最期まで戦いたいんだ。
虫だって光が好きなのと嫌いなのと2通りあるんだ。人間だって同じだよ。
考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく。
直感力違と想像力を抑え込んではいけない。