あらすじ
■最高のチームをつくるのに必須の三つのこと
はじめてチームを任されたリーダーや、
マネージャーのポジションで試行錯誤している人は、
次のようなことに、身に覚えはないでしょうか。
□メンバーが思うように動かない
□結果を出さなければならないのにメンバーがやる気にかける
□メンバーから意見がなかなか出てこない
□言われたことだけで自ら考えて動かない
□リーダーの話をしっかり聞かない
□メンバーの本音がわからない
□リーダーの仕事が増えるばかりでパンクしそう
□ついイライラしてしまう
□数字以外に意識を向けきれない
□強い口調でメンバーに指摘してしまうことがある
□メンバーの強みをうまく引き出せない
今は、世代間やメンバーによっての価値観の違いや、
それぞれが抱える事情が複雑になっている場合も多く、
チームに変化をもたらしたいけれど、どうすればいいのかと
悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
■本書で語られるのは、著者自身の失敗体験。
成果を上げようと奮闘するあまりに、
誤ったマネジメントを行ってしまった新米リーダー。
メンバーから総スカン食ったところから、
何を学び、どう考え、どのように動くことで、
メンバーを成長させ、成果も上げ続けながらも、
「相談したい」「一緒に働きたい」と思われる
リーダーに変われたのか。
メンバーを、チームを、そして、リーダー自身にも変化をもたらす、
リーダー必須のルールを解説する。
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Posted by ブクログ
『変化をもたらすリーダーは何をしているのか?』の著者は「ていねいさ」と「納得度」だと答えています
新米リーダーが陥りがちな事例として、
︎リーダーのイライラを周囲に感じさせてしまう
︎できないメンバーを一方的に叱りつけてしまう
︎成果を急ぎすぎて焦ってしまう
メンバーのモチベーションが上がるようにリーダーすること(モチベーションマネジメント)も大切な役割
"変化をもたらすリーダーのキーポイント"を3つに集約するまでにたどり着いた。
それが、
①話しかけやすい、相談しやすいリーダーを常に意識する
②メンバーに自己決定感を持ってもらう
③メンバーの認識を丁寧に揃える
人は、ポジティブな言葉、自分を肯定してくれる言葉を聞きたいと思う傾向にあります。
ですから、「この人の言葉を聞くと元気になる。やる気が湧いてくるな」と思えれば、
自ら話しかけたい、相談したいと考えるようになります
そこで心がけるべきは、メンバーのよいところを見つけてフィードバックすること。
そのためには、メンバーひとりひとりを日ごろからよく観察することが大切。
そして、「こういうところがこの人のいいところだな」と気づいたら、
すかさず本人に、自分のことばで伝えるようにするといいわけです。
リーダーは基本となるルールやミッションをメンバー全員がしっかり理解できるよう伝えることが大切です。
同時に、リーダーとしての考え方や方針も明確に伝える必要があります。
なぜなら、意外とリーダーによって方針が違うからです。
「どんどんチャレンジしていこう!」という方針のリーダーもいれば、
「とにかくミスなく確実に正確にやっていこう!」という方針のリーダーもいるかもしれません。