【感想・ネタバレ】マリーゴールド町 心の洗濯屋さんのレビュー

あらすじ

韓国で35万部突破!!疲れた心にじんわり沁みる
ヒーリングファンタジー小説の決定版!

エッセイ『好きに生きても大丈夫』の著者による、初の長編小説。
韓国では発売から約1カ月で10万部を突破し、総合ベストセラー小説1位に。
世界各国で翻訳が決定し、話題沸騰!

――たとえば、の話だけど。
後悔していることをやり直せたら、
心の傷になっている落ちないシミみたいな痛みを消せたら、
あなたは幸せになれる?
本当にそれを消すだけで、幸せになれるのかな。

「悲しみを癒す力」と「願いを現実にする力」を持つ少女ジウン。
ある日突然、愛する両親が消え、ジウンはひとりぼっちになってしまう。
魔法の力で何度も生まれ変わり、あちこち探し回るが、両親は見つからない。
100万回目に生まれ変わったとき、ジウンは「心の洗濯屋さん」を開くことを決意する。

夢に破れた青年、失恋の痛みを抱える女の子、家族との関係に悩むインフルエンサー……。

訪れてきた人々の「心の痛み」を洗濯するうちに、ジウンはある大切なことに気づく。
真夜中に突然現れた不思議な洗濯屋さんの物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

心に響く言葉がたくさんあった。自分と似た経歴を持つ人物のエピソードで泣いた。韓国の癒し穏やか小説とても好き。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

絶対にまた読みたい物語!
ファンタジーでありながら現代のお話しだから、登場人物たちに共感しやすかった気がする。
言葉遣いも優しかったので、目が滑らずに読めました。

忙しい日々の中で、ついうっかり忘れてしまいそうな事を教えてくれるような本。
生きるヒントがもらえる感じ。

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2024年12月29日

Posted by ブクログ


エッセイ初心者の方でも読みやすい本だと思います。

ある時突然なぜか両親と離ればなれになってしまった女の子が、"心の洗濯屋さん”を開きます。
その女の子がお客さんの悩みに寄り添い、染み抜きをするかシワを伸ばすだけにするか聞きます。
その過程ででてくるフレーズたちが心に響きまくり、
気づいたらうるうるしてしまっていました。

悩んでいる時は特に、そう出ない時もおすすめしたい本です。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

人は誰でも夢を実現する力、自分の思ったことを実現する力があるというところが、力強かった。心を癒す魔法が使える主人公が、傷ついた人の心を癒し、心のシミを洗濯していく中で、自分にも癒しの力を向けていく。生きて、歳を取っていくことは、活力があるということだし、まさに、今生きているということなのだと感じた。

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

人生において本当に大切なことは何か教えてくれる本でした
気づいたらウルウルしていました
悩んでいたり、辛かったりするのは自分だけではないと改めて気付かされました
ぜひ悩んでいることがある方に読んでもらいたい本です

今日1日を大切に生きる
噛み締めて生きていきます

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

 マリーゴールド町には心を洗濯してくれる洗濯屋があるという。"메리골드 마을 센탁소"は윤정은 씨のファンタジー小説。
 人の悲しみに共感して癒す能力と思い浮かべたことを実現する能力の二つの能力を持った娘は自分の能力の取り扱い方を知らなかった。そのため、両親を竜巻に巻き込まれて失う夢を見てしまった時、娘はどれほど後悔しただろうか。両親を探しながら何年も何年も生まれ変わって生きてきた娘は、とうとう百万回目の生まれ変わりになった。そして今回はこの町で「心の洗濯屋」を開くことにした。人の悲しみを聞いてあげ、心の染みを洗濯して綺麗にする。それがこの娘の授かった能力だった。悩んでいた若者が話を聞いてもらって元気になり、娘の差し出した真っ白なTシャツ着て悲しみが染みになったら、それを洗濯機で洗濯すると、真っ白になり、気持ちまでもすっきりとし、忘れたい記憶を洗い流してくれる。
 心がなんだかホッとするファンタジー小説です。

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

「願いを現実にする力」を持つ少女ジウン。
たまたま読んだ本(主人公の愛する人々がブラックホールに吸い込まれてしまう話)に影響されて、両親がいなくなってしまう夢を見たばっかりに、両親の姿は現実世界からも消えてしまい、その後百万回の生まれ変わりを繰り返しながら両親を探し続ける。

百万回の末に、彼女の心は安らぎを得られるのだろうか。
これが最後と決めた人生で、ジウンが出会った人々は、彼女のことをどう思っているのだろうか。
人生は一度きり。だからこそ、その一瞬の幸せを感じることができる。
そんな身近な大切なことに気づかせてくれる、温かな気持ちになるお話だった。

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2024年04月08日

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