【感想・ネタバレ】今日は人生最悪で最高の日 1秒で世界を変えるたったひとつの方法のレビュー

あらすじ

○描いても描いてもボツになり絶望したが、『ONE PIECE』を描き上げた尾田栄一郎
○余命5年と宣告されたが、ソフトバンクを大成長させた孫正義
○ようやく手に入れた船が沈没したが、そのことをきっかけに大金を手にした坂本龍馬

偉人の伝記を読むと、最悪な日は、不幸な日ではなく、新しい自分が始まる日であることがわかります。最悪な出来事は、自分の人生が、想像を超えて面白くなる兆しなのです。偉人伝を読むことで、このときの不幸があったおかげで、未来にこういう幸せがくるのかと、人生を俯瞰する視線が立ち上がるのです。

本書は、『あした死ぬかもよ?』『今日、誰のために生きる?』(SHOGENとの共著)などベストセラー作多数のひすいこたろう氏が、偉人たちの挫折と“なぜ彼らが復活できたのか”を、ユーモアあふれる語り口で解説していきます。16人の偉人のエピソードから、ときに涙し、ときに笑いながら、最悪な日を最高な日に変える方法を知ることができます。

※カバー画像が異なる場合があります。

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Posted by ブクログ

「逆境の中でどう生きるか」「物事をどう捉えるか」というテーマを描いた作品です。

読んでいて感じたのは、本の中に出てくる偉人達。
彼らも例外なく壮絶な過去を持っていたということ。

何度も壁にぶつかり、挫折しながらも、それを糧にして前に進んできた。

そしてその“視点の持ち方”こそが、彼らを偉人たらしめたのだと気づかされました

本の中では、「幸も不幸も実際には存在しない」という印象的な言葉が出てきます。

つまり、出来事そのものに意味はなく、それをどう解釈するかが全て。

不幸だと思っていた出来事も、見方を変えれば自分を成長させてくれる“幸”に変わる。

この考え方には本当に勇気をもらいました!

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

逆境を乗り越えた偉人達の話から、最悪で不幸だと思うような状況こそ、新しい最高な自分になる為の大事なチャンスなのだと思えた一冊。
ひすいさんらしいポップな語り口で偉人の絶望的な状況も悲観的にならずに楽しく読めた。

[覚えておきたい事]

☆48歳無一文、知識無しの状態からインスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福。
「(何歳からでも)人生の5年間だけでいい。本当に密度の高いことをやれば、必ずものになる。」
百福が財産を失い、何かビジネスをはじめようと思った時、「何が儲かるだろう?」「何が自分にできるだろう?」とは一切問わず、「何か世の中を明るくする仕事はないか?」「何をしたら、人を元気づけられるか?」ということばかりを考えた。

☆出光興産創業者の出光佐三。「士魂商才」
イギリスに搾取され経済封鎖されていたイランから命懸けで石油を買い付けた。
自分がよければいい、ではなく、「誰にとって、どんな存在として生きたいか」が生きる理由。
「金を儲けよ」でなく「人を愛せよ(相手の立場になって考えてやる)」。
自分の都合を考えているとき、出てくるのは恐れ。人のことを思いやるとき、湧き上がるのは勇気。

☆子ども4人ともが生まれてすぐ亡くなり、不治の病にかかり、継子も夫も亡くなり、出家した歌人の野村望東尼。維新志士を支援する活動をしていた。萩から逃げてきた高杉晋作(偽名:谷梅太郎)を匿い励ました。
「おもしろきこともなき世をおもしろく(晋作)住みなすものは心なりけり(望東尼)」(おもしろく生きられられるかどうかは、現実が決めるのではない。
あなたの心が決めるのだ。)
現状から発想するのではなく、本当はどうしたいのか、どういう自分でありたいのか、どう生きたいのか、そこから逆算して生きる。

☆タモリさん。「人間って『自分がいかに下らない人間か』ということを思い知ることでスーッとらくにもなれるんじゃないかな」
本当に好きなものは理由も意味なくただやっている。人生って無駄なものほど無駄じゃなかったりする。だからこそ意味がないことでも、バカなことでも、本気でやらないとダメ。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

 全員行動力がすごい。

 そして信念がある。

 その中でも、高杉晋作がなぜかすごく気になって仕方がない。

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2024年09月06日

Posted by ブクログ

ちょうど心が荒んでいる時に読むことが出来た。
心のあり方で全てが変わる。
ひさしぶりのひすいこたろうさんの書籍は私を助けてくれました。感謝です。

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2024年06月28日

Posted by ブクログ

イライラしたり不安が強いときに読みました。気持ちが変わり、見方も変わりました。時々、読み返して、自分の心を浄化していきます。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

どんなに今有名な方でも
売れなくて
悩み苦しんで
そこを這い上がり
有名人になっだ話は感動。
でも、一番はあとがきに書いてある
ひすいこたろうさんのはなしがいちばんでした^_^

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2024年10月06日

Posted by ブクログ

ピンチをチャンスに、坂本竜馬から孫正義まで、有名な人の逆境からの叫びをまとめた本。それぞれの生い立ちが簡潔に描かれておもしろかった。人生に行き詰まったり落ち込んだりしたときに勇気をもらえる。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて中身を全く知らずに購入。内容はどこにでもありそうな偉人にまつわるエピソード集ですが、書き方がとても分かりやすい!
江戸時代の偉人から、現代のタレントまで、さまざまな人達とあたかもまるで筆者が友達、しかも深ーい友達であるかのごとく、その人のエピソードを分かりやすい表現で書いてある。こんな風に重たくなく表現しようとするには、逆に相当な調査や文献をあさらないといけないのではと感じた。案の定、巻末におびただしい数の参考文献の記載が。

 そんな内容もさることながら、、、この本は恐ろしくなるくらいの偶然がいくつもあった本でした。

まずは、長嶋茂雄の章での筆者の書き方がすごい!まるでついこないだの長嶋茂雄の逝去を知ったあと書いたかのような文面(初版は2024年3月だからもちろんミスターは存命)。思わず涙がでました。
次に、やなせたかしの章に出てくる戦争の話が、いまのNHK朝ドラ「あんぱん」で、今週はまさしくその戦争シーンのが続いているところ!この偶然のタイミングにもかなり驚いた!
そして最後は、安藤百福の章を帰りの電車の中で読み終えて、電車を降りてスーパーに買い物に入ると、日清カップラーメンの新商品キャンペーンでどーんと山積みで陳列ディスプレイがされていた。思わず全種類買ってしまいました。これぞ衝動買い!買わずにはいられなかったです。

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

様々な有名人や偉人から、かいつまんだ人生の格言を教えてくれる本。
これを読めば色々な人生経験を広く浅く学べます。

人生論だけではなく、
東京タワーは、鉄鋼4200トンのうちの1/3が、米軍戦車の鉄からできているといった豆知識も知りました。

個人的には野村望東尼(のむらぼうとうに)の言葉に心が打たれました。
「明かない夜はない。春は必ず来るのです。心を決めるのはあなた」

生まれてすぐの子供を4人亡くされて、病に侵され、追われている身の武人を匿った罪で投獄された大変な人生を歩まれた方です。

自分もまだまだやれることがあると思えるようになる、そんな一冊でした。
あと、著者も偉人のかなりの人生を垣間見ているので、相当な知識をお持ちの方だと思いました。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

自分の都合を考えている時、出てくるのは恐れ。人のことを思いやる時、湧き上がるのは勇気。
恐れで生きるか、勇気で生きるか。

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2024年09月30日

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