あらすじ
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絵の見方が変わる!東京藝大の授業から生まれた型破りな美学の入門書。絵を見るとはどういうことなのか? 絵を見る人は何を見ているのか?その人の中では何が起こっているのか?――美や芸術についての哲学的な問いを扱う学問が美学です。本書は、東京藝術大学ではじめて美学に触れる学生を対象とした授業のうち、20世紀フランスの思想家を取り上げた回を選び、その絵画論をわかりやすい図解と実際の芸術作品を使って紹介します。「絵を見ること」の意味をじっくり考え、絵画の見方が変わる一冊。
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Posted by ブクログ
フランス美学史の変遷をたどりながら「美とはなにか?」を問い続ける名著。
アラン、サルトル、メルロ=ポンティ、デュフレンヌ、マルディネ、アンリといった思想家の紹介なのだけど、こういったところにアランやサルトルが入ってくるのは意外だった…。アランとか結構好きなんだけど、美学としても有名なんだなー。
自分の美学思想的にはメルロ=ポンティが近いのかな。
画家は自らの思い(テーマとか世界への認識とか感情とか)を作品にして生み出さなくてはならない。作品に込めた思いを受け取ることが出来るモノこそ名画と呼ばれる。
うん、メルロ=ポンティあたりは今度別の解説書も買ってみよう。
逆にデュフレンヌは全然分からんかった…。言いたい「雰囲気」とかは何となくつかめるんだけど。