【感想・ネタバレ】佐渡絢爛のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。江戸ミステリ。
序盤、佐渡の地理感はそこそこあるが、なんせ鉱山用語やら、その辺がわからずに、ちくいち参照しながら読んだので、テンポがつかめずにもたくさじれた。
時代は元禄綱吉の代で、佐渡金銀山が斜陽になってきているころ。
佐渡奉行は腐敗している。そこに連続殺人事件が起きる。
犯人は大癋見の面をつけている。
小癋見とちがって天狗的なイメージが強い大癋見。
そこらへん、最初からなんか正義のヒーロー的なんでは、、と
天狗贔屓の私からするといい方であれ、と願ってしまいながら読んだ。
ともかく、腐敗した政治と経済、傾いた金銀鉱山を立て直すのに
中央から焼き剃刀と凍て剃刀が派遣される。
中盤は江戸時代の佐渡にも慣れてきて、さくさくと読み進み
後半、カリオストロの城「とんでもないものを発見してしまったぁ」(とっつぁんで)風味の赤穂浪士か!!と突っ込みながら読んだら、
結びで、、。
まあ、そやろかい的な。
勧善懲悪すっきりさわやかないい感じの時代小説でござった。

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2024年05月12日

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