あらすじ
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【目次】より
第1章 「おひとりさま読書」はこんなに損!
第2章 読書会で「掛け算読書」をしよう!
第3章 ブログ&ツィッターでバーチャル読書会を開催する!
第4章 朝にこそ読書をしよう!
第5章 速読なんていらない! 感動の読書会
(※本書は2010/11/20に潮出版社より刊行された書籍を電子化したものです。)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読書会を開催することについて、著者の実体験を中心に様々な試みや効果を楽しく、刺激的に解説した本。
p.111 読書会でいちばん大切なこと。それは会報、ブログ、ホームページ、ツイッター、動画配信…なんでもいい。どんな形でもいいから外に向かって情報発信すること。
→ 読書部のサイトは作った。あとは一般公開出来る様に整備して、他の追随を許さない程の濃密な情報量を発信し続けることだな!
p.41 いいことはどんどん盗む、真似る。パクる。ビジネスパーソンのカンニングは誉められこそすれ、叱られることなんてない。どんどんやろう。
→ 良さそうなものは積極的にパクる。それから自分なりにアレンジする。やってみないとわからない!
p.71 他の読書会のブログも参考にして、魅力ある発信基地をつくろう。
→ 秘密基地では終わらせない。世界に浸透させてやるよ!
p.120 どんなことでもそうだが、最初の頃はローギアでガソリンばかり喰う割にはスピードが出ない。そのうち、セカンド、サード、トップとギアがシフトされるにしたがって燃費もよくなるし、スピードも出てくる。それまで、とにかく継続する。飽きずに頑張るという姿勢がいちばん。ホントは「頑張る」というより「下手の横好き」でもいいから好きで続ける。これが大切。そのうち、好きこそものの上手なれ、に変化する。ここまで続けられるかどうかがすべてを決めるのではなかろうか。
→ 続けるよ。好きだからね!
p.135 読書会で話しあたことをすべて録音しておく。メンバーがお勧めの本を披露している部分だけをピックアップし、音声でアップロードしてもいいし、DVDデジカメで録音して動画配信してもいい。
→ 音声メディアでレポートするのは面白そう。やってみよう!
p.154 朝読書の効果は絶大。できれれば読書会も朝にやろう。
→ 読書会はやっぱり朝開催でしょ!
p.181 朝10分。しかし毎日続けた。おかげで、部下は得意先での雑談や質問にも困らなくなった、と言っていた。
→ 子供とも朝10分の読書会を毎日やってみよう!
p.196 読書でも、期待を裏切られないのは、佐藤優(『国家の罠』『自壊する帝国』・いずれも新潮社)、鈴木宗男(『闇権力の執行人』『北方領土「特命交渉」』・いずれも講談社)、植草一秀(『知られざる真実』・イプシロン出版企画)、守屋武昌(『「普天間」交渉秘録』・新潮社)の各氏の本だ。
→ この本は積読リストに追加しておく。
p.201 それは『小さいころに置いてきたもの』(新潮社)という本なのだ。
→ こちらも積読リストに追加する。
p.60 定例開催日を決めたら、なにがなんでもそれを死守しよう。
→ 定例開催を死守する。それがmustです。
p.171 素読というのは、文字通り、たんに読むことを意味する。文章の解説とか鑑賞などしない。ただ読む。ひたすら読む。意味などわからなくてもいい。とにかく読む。だが、「読書百遍、意、自ずから通ず」という通り、読んでいるだけで、なんとなく、こんなことが書かれてるんじゃないかな、こんな意味かな、ということが幼い子どもでもわかるようになるからすごい。
→ 古典などの難読書を使って、素読の読書会もやってみるよ!
p.106 自分たちで新聞の裏読みをしてしまおう。読書会の冒頭でもいきなり本の話から入らない。気になる朝刊や夕刊の記事、たとえば、金融危機や株価予測、あるいは政変などについて、「ホントはこうらしいですよ」という、ここだけの話を披露しているからだ。読書会であろうが、講演会であろうが、話のまくらに直近の日経平均株価とニューヨークダウ平均など、まずは経済情勢のコメントから始める。
→ いきなり本題に入るのではなく、参加者が興味ある旬な話題から新鮮な情報をまくらに提供する。
p.150 1時間しかないから、さっさと価値ある情報交換をする。メンバー全員がその気持ちで臨む。だから集中するし、だから密度が濃い。
→ 1時間と短時間で読書会を区切ることには意味がある。定時開始・定時終了!
Posted by ブクログ
〈特に印象に残ったフレーズ〉
・価値ある情報は本当に価値がある
・情報は発信するところに戻ってくる
つまり一人で読んでも勿論役には立つけれど、読書を題材にすることでもっと情報を得ることができるということが書かれている。そのための手段として読書会やツイッターを活用する方法も細かく提案されていて、自分でもやってみたいと思わせられた。
Posted by ブクログ
年間3000冊の圧倒的な読書量を誇る、中島孝志氏の、読書術ならぬ「読書会術」を記した著作。10年も前の本だが、いまだにとても参考になるノウハウが書かれている。例えば、読書会を開くことのメリット。読書会では色々な角度から読め、課題本を発想の種にして自由な連想が広がる。私自身、読書会を開いたことがあるので、これは賛成できる。ぜひやってみたいのは、ツイッター読書会。なるほどなあ、と思いました。
Posted by ブクログ
おひとりさま読書に比べて、読書会など掛け算の読書が良いという主張は納得。でもちょっと文章の「圧」が強いかなと感じた。読書会は面白そうなので機会があったら参加してみたいという思いが強くなった。
Posted by ブクログ
読書通じて物事をさらに考えるきっかけにするには、著者の提示する読書会は、とてもいいものだと思う。読書のみならず、人に出会うことで触発されることはたくさんあるので、著者のいう点は、わかりやすく、納得できる。
Posted by ブクログ
「情報は人が持っている」
→一人で本を読んでも得られない。読書会を通じて本に関連する情報を人が提供してくれ、生きた情報が得れるらしい。なるほど。
Posted by ブクログ
もう読書でインプットする時代じゃない。議論のとっかかりであり、大切なのはその先。リアルやバーチャルな読書会を開き、自ら誘い水となって、もっといい話をメンバーから引き出そう。基本は感動の共有。
情報が増え、本もそのひとつになってきたから、使い方も変わってきたということなのですね。アウトプットすることが、定着のためのいちばんの方法ですし。
Posted by ブクログ
読書の効果を上げるために、一人で本を読むだけではなく、みんなで読書会をやりましょう、というもの。確かに、同じ本を読んでも人によって解釈の仕方や、重点を置く部分は異なるから、意見の交歓会「読書会」を開くのは良いかもしれない。