【感想・ネタバレ】岩澤理論とその展望(下)のレビュー

あらすじ

整数論における金字塔としての岩澤理論.フェルマーの最終定理の解決以後も目覚ましく進展している.下巻では,「p進表現の円分岩澤理論」「ガロワ変形の岩澤理論」を説明する.上巻とのつながりを考慮し,「楕円曲線の岩澤理論概説」を1章に置いた.いまだ和書のない「肥田理論」などの解説のほか貴重な知見も数多く提供する.(全2冊完結)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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Posted by ブクログ

岩澤理論に世代を格付けしたところが画期的。いまのところ、三世代までだけだが、もっと増やすこともできると思う。

ただ、本書に書かれていることがすべて証明されているわけではない。とても完成され尽くした理論とは言えない。これからの挑戦者を待っているようである。ぜひ若い人には頑張ってほしい。

「勝手な」という表現が少し気になった。本書で多く見られた。「任意の」とは異なるのだろうか?

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2020年02月23日

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