あらすじ
いとこの真理亜にとって自分はちょっと特別な存在だと思っていた和希は、合同文化祭準備のさ中、自分と同じ顔をした少女・琴子に出会う。しかも彼女は真理亜がひとめぼれした相手。「顔が同じならいいのか――!!」。驚愕する和希だが――!?「異星人交差点」「サンクスアミリオン」「週末の恋人」を収録。
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Posted by ブクログ
わたしだけを見て
誰かの代わりじゃないわたしを
誰よりも優先してわたしを
わたしを愛して
そんな思いがどの作品の根底にもあるんだよなぁ。
オンリーワンでありたい。
子供の時に読んだ時はわからなかったけどこうして読み返してみるとその想いが強烈に刻まれる。
それにしても高校生が普通にタバコやお酒や深夜バイトしてる世界、昭和だな笑
Posted by ブクログ
『晴天なり。シリーズ』としての4冊目。
キャラはかぶるけど続いてはないから、どれから読んでもいいのかもしれない。
藍川さんの世界が大好きです。
「卵焼き好きでも卵焼きに好かれよーとは思わねーだろ」
Posted by ブクログ
和希くん含め、この人たちグループのお話は色々と面白いです。
ダレでも自分の感情が判らない事があるけれど、それが徐々にクリアになっていく様が、すごいなあ。
Posted by ブクログ
いくつかの兄弟、家族、友人関係を中心に、毎回違ったキャラクターを主人公に据えて描かれる漫画。
この巻では安西和希を中心に、その周囲の人間を描くタイトル三本を収録。
前巻に登場したキャラクターもたくさん出てきます。
家族愛だとか、一族愛だとか、同性愛だとか、兄弟愛だとか。
そういうものに対しての精神論を、細い線でさらっと描いてしまう。
悩むだけ悩んだ主人公たちは、最後には清々しい笑顔で笑っている。
作者やキャラクターの姿勢がダイレクトに伝わってくる、そんな作品。