【感想・ネタバレ】心残り繋ぎ屋~白羽骨董店に想いは累ねる~のレビュー

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Posted by ブクログ

亡き祖父の骨董店の整理をする樹は、品から声が聞こえる。同じく生者ならざるものの声が聞こえる由利。料理上手の強面刑事の百目鬼。
3人とも違う形で、やさしい。
五つのオムニバスですべてに死者が出てくるが、ホラー感は薄く柔らかい物語。
五つ目の話の物に宿る思いが「花嵐」や「滝の近く」と喩えられて「想いのシャワー」を浴びる様子を思い浮かべるのは、涙を誘う。
悲しいことが根底にあるけど、少し心が暖かくなる話ばかり。読後は優しい気持ちになれた。
シリーズしないかな、、、。

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2024年04月11日

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