あらすじ
日本のジャズレコードやライブの多くを占めるピアノトリオ.バンドのリズムセクションが独立して成立した比較的新しい演奏編成とはいえ,モダンジャズの入り口でもある.その歴史を繙き,パウエルからエヴァンス,チック・コリア,ジャレットなど様々なピアノトリオのアルバムを取り上げ,具体的な魅力,聴き方を語る.
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Posted by ブクログ
呑めば都のマイクさん、さすが非常に有益なジャズピアノガイドでした。
70年代以降のノーマークだったピアニスト、
具体的には
メアリールーウィリアムス
ジェリアレン
チップスティーブンス
フロネシス
サリバンフォートナー
エルダージャンギロフ
ジョーイアレキサンダー
は、ほぼ初認識で、
Apple Musicで確認、よいですね。
保存した。
ありがとねー
ジェームスウィリアムス マジカルトリオ2
菊池雅章 グレート3 ビギンザビギン
の2枚は宿題に。
Posted by ブクログ
モラスキー先生はえらい。「聴き方」は本当に重要。何分何秒のところの〜っていうのが明示されていて、これは本当は動画とかで示したいわよね。昔ちょっとそういうの考えてたんだけど、私は動画編集スキルがなくてできなくて残念だ。
Posted by ブクログ
YouTubeの恩恵は測り知れないね。
オスカー・ピーターソンからジョーイ・アレキサンダーまで並列に聞くことができるんだもの。同時にある曲の「1:38から1:50のピアノの動きが革新的」みたいな考察を可能にしている。クラシックなら楽譜の練習番号で説明できたけど、ジャズやロックではできなかったものね。でも映像の批評でもそうだけど、「瞬間を切り取ってそこを愛でる」みたいなのが今の楽しみ方の主流なんですかね。
とっても勉強になった一冊だけど、残念なのはソニー・クラークトリオが割愛されてたこと。
Posted by ブクログ
ラリー・カールトンからフュージョン、小野リサからボサノバにそれぞれ関心を持ち、チック・コリアからピアノジャスに関心を持ち、そして本書にたどり着いた。
メルクというパン屋さんでかかっていたCD、ボブ・ジェイムス・ピアノ・トリオのストレイト・アップを聴いてピアノ・トリオを体系だてて勉強したいと思った次第。
岩波新書の「図書」誌、2024年3月号は、ある意味ジャズ・ピアノ・トリオ特集号だ。マイク・モラスキーの著書、三冊が取り上げられている。