あらすじ
テレ東「ワールドビジネスサテライト」、BSテレ東「日経ニュースプラス9」
経済誌「日経ビジネス」、ネット「テレ東BIZ」
多彩なメディアで活躍中の経済キャスターが実体験で語る、ビジネス現場での伝え方
Q:相手に言いたいことを伝えるには?
A;言いたいことを全部言おうとしないことです。思い切って半分にしましょう。
Q:説明不足になりませんか?
A:相手が「聞き足りない、もっと聞きたい」と思うくらいでちょうどいいんです。
「話す」「聞く」「書く」というコミュニケーション力が、視聴率、実売率、ユニー
クユーザー数、といった数字でシビアに示されるメディアの世界。
そこで山川龍雄キャスターが手に入れた「シン・常識」を、対話形式で惜しみなく公開します。
・テレビで「3つあります」は禁句
・コメントを半分にすると伝わる
・突っ込み所を残すほうが話題になる
・自分で言うより周囲を巻き込む
――気楽に、メディアの舞台裏を覗き見るような気持ちで、読み進めていただきたいと思っています。一読すれば、自然とコミュニケーション力が向上する、そんな効用のある本を目指して編集しました。
「話す」「聞く」「書く」という行為は、公私いずれの場面でも求められるスキルです。最新の伝え方の常識を知っておくことが、就活、恋愛、昇進、結婚、転職など、人生の節目を成功に導き、幸運をつかむための大きな武器となるでしょう」(本書「はじめに」より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルにある通り、「話す・聞く・書く」について、気をつけるべきポイントが、簡潔に分かりやすく示されていて、そうだよな〜。と頷くことが多い。AIについても、書けなければ、話せない。というのは、なるほど。と、そんな未来が近々に来ないことを願う。
Posted by ブクログ
いつもニュースでお見かけしている山川さんの著書。
番組の時の語り口そのままにスッと内容が入ってくる一冊だった。
経験に裏付けされた言葉一つひとつに説得力と重みがあった。
PREP法を意識したコミュニケーションは実践していきたい。
Posted by ブクログ
小谷さんが本番前に台本を取り上げるまたは伏せさせる話がよかった(小谷さんだからできることかもしれないけど……)。
山川さんの台本が「山川質問」「ゲスト回答」とざっくりしているのもいい。
だからWBSは面白いのですね。
Posted by ブクログ
人は大して話を聞いていないし読んでいない。
何となくはわかっていたけどやっぱりそうなんだなと思った。
簡潔に伝えると言っても、伝えることを「要約する」のと「丸める」のは全く違って、丸めすぎると一般的過ぎてつまらない内容になることに注意。
結論→理由→詳細→結論という構成でコンパクトかつ相手に理解されるように伝えるのが重要。
よく考えると、大抵のビジネス本も、もしかしたら半分読めば8割くらいの重要な内容が書いてあったりして?
Posted by ブクログ
テレビでお馴染みの山川氏。
お髭はあまり好きでないけれど、基本的には好きなキャスターです。
本の内容はQ&A形式の会話文なので、テンポよくまさにテレビを視聴しているイメージで入ってきます。
PREP法、そうそうこれを目指して、わかりやすく日々努力したいところです。
「半分にして話そう」まさに理想形です~
Posted by ブクログ
山川氏はゲストの説明をまとめるのがうまいので、読んでみた。
字が大きくて対話形式なので、軽く読めた。
番組の準備の話は興味深かった。
体験から得た細かいノウハウが書かれている。
画期的な内容ではないが、常識的なことの積み重ねが大切だということなのだろう。