あらすじ
お前を抱きたい、俺の妻として
色気溢れる勇猛皇子にぐいぐい迫られてます！
社交界で突然、婚約破棄された伯爵令嬢ジュリア。だが宮廷作法を教えていた麗しの第二皇子サイファスに「では彼女は俺がもらおう」とその場で求愛され、戸惑いつつも受け入れることに。密かに慕っていた彼から「俺にとってお前は誰より可愛い女だ」と愛を囁かれ、甘く触れられ蕩けるような日々を過ごす。でもある日、彼と敵対する皇后に呼び出されて!?
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兄弟愛がまぶしい作品
エロもエロくてまぁびっくり、ではありましたが、兄弟、姉弟の愛情がとてもまぶしく印象的な作品でした。
ジーニアスのかっこいいことね！
サイファスがかっこいいのは当たり前なのですが、ヒロインの弟がこんなにかっこいいってあんまりない気がする。
とってもよいお話でした。
才女のジュリアの気立も色々もとにかくよかった。
とっても気に入りました。
読み応えあり
ないがしろにしてくる婚約者が、ヒロインを婚約破棄して手放してからのヒーローの手が早いこと（笑）。
でも、邪魔してくる連中のこともあるし、早くやる事やっちゃって良かったのかも。
タイトルの「才女」というほどの才を見せられた印象は私にはありませんが、少なくとも機転がきいて地頭は悪くないでしょう。
欲を言えば、元婚約者にもっとはっきりしたざまぁが欲しかった。ラブシーンはかなり濃厚で満足。
作者買い。そして期待を裏切らず大大大満足。
婚約者に蔑ろにされた挙句婚約破棄されたヒロインと、側妃の子と軽視され数々の嫌がらせを受けてきたヒーロー。理不尽な境遇でも腐らず、自分に出来ることを模索し邁進する姿が重なる二人の恋模様にトキメキが止まらない。
とくにヒーローだよ、ヒーロー。これはやばい惚れる。けしからん。語彙力なくすほどの男前。好き。
元婚約者の言動や皇后の執着心が心の底から気持ち悪く、余計二人への好感が深まる。
最後までドキドキの連続で満ち足りた読後感です。
