あらすじ
「与える人」こそ恵まれる――。「ほんの少しだけ、いまより利他的に行動してみる。それが幸せになる一番のコツです」(著者)・「ちょこっといいことしたな」を積み重ねる・一緒によろこんであげるだけでいい・「ゆるやかな縁」を大事する・「健康寿命」だけでなく「貢献寿命」ものばす・「相談力」を磨こう、「褒める力」を磨こう・「家族ならわかってくれて当然」はNG……歳を重ねるほど大切にしたい人生のヒント
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Posted by ブクログ
坂東眞理子さんの可愛い笑顔の前で何も感じずにいられない。心にふわっと包まれながらも温もりで一杯。この優しい笑顔に潜んでいるのは人をこのまま受け入れることである。そして周りの人に愛を精いっぱい注ぐことである。難しいことではない。明るい挨拶でも、小さな気遣いでも心がほっこりする。是非坂東眞理子さんの世界に入り込んで欲しい。
Posted by ブクログ
どちらかと言うと、やや過剰に人のことを考えて動いたり、言ったりしてしまう自分は、結局自分のためにそうしているのではないか?と思うことが多々ありました。
そう指摘されたこともありました。
与える人に対して、「結局、自己満足のために行なっているのだろう」と足をひっぱる人の批判をおそれてはいけません。批判している人は嫉妬しているのです。
という記述を読み、少しだけ勇気が出ました。
また、この本の全編を読み、利他の良さは、昔からの書物等にも書かれているような普遍的で合理的なことと理解しました。
自分は今、周りの人やご縁に恵まれ、感謝したい人が多いです。助けられています。
それは、やはり幸せに感じます。
自分は与える人とまではいかないけど、
小さな利他ができる人になりたい、
この本を読んで実感できました。
優しい気持ちで読むことができました。
Posted by ブクログ
坂東眞理子先生の、幸せの種まき他人との共存をテーマとした本。
坂東眞理子先生の言葉にはいつも励みを頂き、読んでいくうちに頑張ってみようと思えるものがたくさんあります。
なかでもこちらの本は、ディスタンスについて考えさせられるものでした。
上手く打ち解けられない人を想うと、やはり自身の中にこだわりがあったりどこか優劣つけていると気づくものでした。
人間万事塞翁が馬のようにいつかは自分事になるのです。当然ながら人に優しくではありますが、そこには相手の思うツボということもあり、やはり心を尽くして関係性を築いて行くしかないのですね。
Posted by ブクログ
御年70を超える坂東さんの利他的な生き方と考え方、そしてそれらから日本の社会問題に切り込む本書は、共感出来ることが多く、今後の自分の生き方の参考にしたいと思った。
Posted by ブクログ
この本が読んでとても良かったです。
自分のできる範囲で親切をしようと前向きになれたし、
人間性とは何かをマンダラチャートをもとに自分なりに深く考えられたし、『貢献寿命』という新しい概念やCAFというチャリティー機関の『世界人助け指数』という言葉を知れたからです。
人に頼ったり、人に迷惑をかけたりするのは気がひけてしまうけど、
人はみな不完全である、という意識を前提に持つことが大切なのではないかと思いました。
みんなお互い様。
Posted by ブクログ
自分がした利他的な行動を思い出すと、ものすごく幸せな気持ちになる。友達に得意なスパイス料理や淹れたてのおいしい珈琲を振るまう、バリのお祭りで寄付する、後輩が仕事をしやすいようにサポートする…やっぱりすごく幸せな気持ち。小さな利他をたくさん積み重ねることが、自分の、そしてみんなの幸せにつながるんだ。
◾️普段は「淡い交わり」でいながら、いざ困難な状況になった人には、そっと手を差し伸べる。
◾️若い人の行動で「あ、いいな」と思うことがあったら、「素晴らしい」とためらわずに褒めること。若い人も悪い気はしない。
◾️友人は「選ぶ」ものではなく「出会う」もの、友情は「育てる」もの。